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HDD24台接続可能! ENERMAXから容量1000WのATX電源「EGA1000EWL」が登場!

2006年08月02日 23時24分更新

文● 北村

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 ENERMAXから容量1000WのATX電源「EGA1000EWL」が登場した。ATX12V ver.2.2およびSSI EPS12V ver.2.9にに準拠しており、最大で24基ものHDD(Serial ATA×18、IDE×6)を稼動させることが可能だ。QuadコアCPUやハイエンドビデオカードで構成されたQuad GPU構成まで、あらゆるハイエンド環境に対応するモンスター電源となっている。

EGA1000EWL
ENERMAX製のATX電源「EGA1000EWL」。QuadコアCPUやハイエンドビデオカードで構成されたQuad GPU構成まで、あらゆるハイエンド環境に対応するモンスター電源だ

  本体には135mm角ファン(700~1800rpm)を1基と、80mm角ファン(回転数1400~3500rpm)を1基、計2基を内蔵している。出力は、5系統の+12V出力(最大900W/75A)を備え、+12V1/V2はCPU電力として、+12V3/V4はGPUを中心に各デバイスへ、+12V5は追加のGPU用電力として、それぞれのシステムデバイスに電力を提供する。同社によると、アクティブPFCを採用し電力変換効率80%~85%を実現したという。また、USA低電力要件のエネルギー消費規制に準拠するため、スタンバイモードではPFC機能を切り、スタンバイ効率50%~70%を実現している。

 ネイティブケーブル(着脱ではない電源ケーブル)のコネクタ数は、メインコネクタ(24ピン)×1、ATX12V(4+4ピン)×1、SSI-EPS(8ピン)×1、PCI Express×2、Serial ATA×3、4ピンペリフェラル×3、ファン用×1。添付されている着脱式のケーブル数は、Serial ATA電源ケーブル×5、ペリフェラル電源ケーブル×3、ペリフェラル電源+FDD電源ケーブル×2、PCI Expressケーブル×2、ATX12V(4ピン)ケーブル×1。サイズは150(W)×220(D)×86(H)mmと奥行きが通常のATX電源より長いため、ミドルタワーケースなどで使用する場合は出っ張ってしまう可能性がある点に注意。価格はBLESS秋葉原本店で4万8980円、高速電脳とツクモパソコン本店IIとTSUKUMO eX.で4万9800円。

パッケージ 1000W
最大で24基ものHDD(Serial ATA×18、IDE×6)を稼動させることが可能だ容量は1000W、ピークパワーは1100Wで、Quad SLIにも対応している
大きさ比較 ケーブル類
写真左が「EGA1000EWL」。奥行きが通常のATX電源(写真右)より長いため、ミドルタワーケースなどで使用する場合は出っ張ってしまう可能性がある点に注意添付されているの着脱式のケーブル数は、Serial ATA電源ケーブル×5、ペリフェラル電源ケーブル×3、ペリフェラル電源+FDD電源ケーブル×2、PCI Expressケーブル×2、ATX12V(4ピン)ケーブル×1と言う構成
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