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プレクスター、レーザーで破壊するCD/DVDイレーサー“PLEXERASER”を発売

2006年08月02日 21時30分更新

文● 編集部

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プレクスター(株)は2日、記録済みのCD/DVDディスクのデータを直接破壊するセキュリティー機器として“PLEXERASER(プレクスイレーサー)”『PX-OE100E/JPK』を同日付けで発売すると発表した。9月中旬に出荷を開始する予定。直販サイト“プレクスターダイレクトショップ”でも販売する。価格は2万5000円前後の予定。

外観 トレイ
外観は外付け型の光ドライブと変わらないトレイが出たところ
“PLEXERASER”『PX-OE100E/JPK』

“PLEXERASER”『PX-OE100E/JPK』は、同社製のパソコン周辺機器用DVDドライブに搭載されているユーティリティーソフト“PlexTools Professional搭載PLEXERASER”の機能を向上させるとともに、パソコンを使わずに単独でデータ破壊を行なえるようにした製品。独自開発の破壊技術“PlexLaserDel(プレクスレーザーデル)”を採用したのが特徴。同技術は、レーザー光を利用してディスク内の記録層(有機色素層)を直接破壊するもので、ディスクに含まれる微量な有機色素化合物(シアニン系/フタロシアニン系/アゾ系など)を露出させずに、ディスクの読み取りが行なえなくなる。データ破壊後のディスクには識別用のマーキングが施されるようになっている。

8種類のCD/DVDディスク(DVD±R、DVD±R DL、DVD±RW、CD-R/RW)に対応しており、ディスク径は12cmと8cmに対応。データ破壊時間は、CD-R/RWとDVD±R/±RWなどの1層ディスクが平均3分、DVD±R DLなどの2層ディスクが平均6分。

オフィスや家庭での利用を想定しており、ACアダプターを接続し、電源スイッチを入れれば利用でき、廃棄したいディスクをドライブにセットすると自動的にデータ破壊が開始され、終了すれば自動的に排出される。消費電力は破壊時が約12W(待機時約2.5W)、作業時の騒音は35dBで、静かなオフィスでも気にならないとしている。本体サイズは幅167.1×奥行き253.5×高さ53mm、重量は約1.6kg。エマージェンシースティックが付属する。

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