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カシオ計算機、オートフレーミング機能を搭載した720万画素コンパクトカメラ“EXILIM ZOOM”『EX-Z700』を発売

2006年07月27日 23時05分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は27日、薄型コンパクトデジタルカメラ“EXILIM ZOOM(エクシリムズーム)”シリーズの新製品として、オートフレーミングやレイアウトショットなどの新機能を搭載した有効720万画素のコンパクトデジタルカメラ“EXILIM ZOOM”『EX-Z700』を発売すると発表した。ボディーカラーがシルバーの『EX-Z700SR』とゴールドの『EX-Z700GD』を8月10日に、レッドの『EX-Z700RD』を8月25日に発売する。編集部による予想販売価格は4万5000円前後。

『EX-Z700SR』 『EX-Z700GD』 『EX-Z700RD』
『EX-Z700SR』『EX-Z700GD』 『EX-Z700RD』
“EXILIM ZOOM”『EX-Z700』

『EX-Z700』は、1月に発表した有効600万画素の『EX-Z600』の上位モデルに相当する。1/2.5インチCCDの画素数が有効720万(総741万)に増えているほか、新機能として、独自開発の自動追尾機能により、動いている被写体を画面上の撮影範囲のフレーム枠が常に追いかけ、被写体が中央になるように撮影できる“オートフレーミング”と、画面表示されるレイアウトに合わせて2枚または3枚の写真を撮影すると1枚の組写真が作成できる“レイアウトショット”が追加されているのが特徴。この2つの機能は“ベストショット”機能のシーンとして追加されており、ベストショットは計37シーンとなる。

レンズは非球面レンズを含む5群6枚の光学3倍ズームで、焦点距離はf=6.2~18.6mm(35mm換算:約38~114mm)/F2.7~F5.2。最短撮影距離はマクロやマニュアルフォーカスで約15cm。記録画素数は、静止画が最大3072×2304画素、動画が640×480画素(高品位)。記録方式は、静止画がJPEG(Exif 2.2)/DCF 1.0準拠/DPOF対応、動画がAVI(Motion JPEG)、音声がWAV(モノラル)。モニター用の液晶パネルは『EX-Z600』と同じ2.7インチで、解像度は640×240画素(15万3600画素)、輝度も1200cd/m2と同じ。手ぶれや被写体ぶれを軽減する“アンチシェイクDSP”も搭載している。

記録メディアは内蔵メモリー(記録領域8.3MB)と別売のSDHC/SDメモリーカード/MMCを利用する。起動時間は約0.9秒、レリーズタイムラグが約0.007秒。再生感覚は0.1秒。

インターフェースは、USBクレードル接続端子(USB 2.0 Full-Speed対応)を搭載する。電源は専用リチウムイオン充電池で、約460枚の静止画撮影/約7時間50分の静止画表示/約3時間10分の動画撮影、約9時間30分の音声録音が可能。本体サイズは幅88.5×奥行き20.5(最薄部18.6mm)×高さ57mm、重量は約112g(電池/付属品含まず)。USBクレードル、USBケーブル、専用ACアダプター、AVケーブル、ストラップ、CD-ROMが付属する。

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