『Prime Magnate LMD』。マイクロタワータイプの筐体を採用する(液晶ディスプレーは別売り) |
(株)サードウェーブは27日、オリジナルパソコン“Prime”シリーズの新製品として、発表されたばかりのIntel Core 2 Duoプロセッサーを搭載する『Prime Magnate LMD』(プライム マグネイト LMD)、『Prime Monarch LGD』(プライム モナーク LGD)などを発表した。本日より受注を開始している。出荷開始は8月5日から。
Prime Magnate LMD(以下LMD)はマイクロタワータイプの筐体を採用したスタンダードモデル、Prime Monarch LGD(以下LGD)はミドルタワータイプの筐体を採用するハイエンドモデルに位置づけられている。パーツ構成は注文時に選択可能である。買い換えユーザー向けに、OSやキーボード/マウス、光学ドライブを搭載しない構成が選択可能など、柔軟なパーツ構成を魅力としている。
『Prime Monarch LGD』。5インチベイ×4、550W電源搭載の拡張性が高い製品(液晶ディスプレーは別売り) |
LMDはCPUに、Core 2 Duo E6300-1.83GHzまたはE6400-2.13GHzを選択できる。マザーボードはIntel 945G Expressチップセットを搭載する『P5LD2-VM OEM』(台湾ASUSTeK Computer社製)を採用している。グラフィックス機能にはチップセット内蔵機能を使用するほか、GeForce 7600 GS-256MBからGeForce 7900 GTX-512MBまで5つのバリエーションから選択できる。メモリーはDDR2-533(PC4200)を512~2GB搭載可能。そのほかにGbE LANをオンボードで搭載している。
マイクロATXタイプの筐体には、標準で最大出力400Wの静音性に優れた“EVERGREEN SILENT KING-4”が搭載されている。450Wや550W電源を選択することもできる。筐体が備えるドライブベイは、5インチ×2、3.5インチ×2、3.5インチ内蔵用×2。ホワイトとブラックのカラーバリエーションがあるほか、形状の異なる筐体の選択も可能とされている。
価格はCore 2 Duo E6300、1GBメモリー、HDD 250GB、OSなしの“最速お届けモデル”で7万9980円。OSにWindows XP Home Editionを選択した構成で8万9980円など。
LGDはCPUの選択肢が豊富で、Core 2 Duo全種(E6300/6400/6600/6700)とCore 2 Extreme X6800-2.93GHzの5種類を選択可能である。マザーボードはIntel P965 Expressチップセット搭載の『P5B OEM』(ASUSTeK製)を採用。DDR2-800(PC6400)のメモリーを1~2GB搭載可能となっている。グラフィックス機能はGeForce 7600 GS-256MBからGeForce 7900 GTX-512MBまでの4バリエーションから選択。GbE LANもオンボードで搭載する。
筐体は5インチドライブベイを4基備えるミドルタワータイプで、3.5インチベイ×2、3.5インチ内蔵用×2も備える。電源は550WタイプのSILENT KING-4を採用している。ホワイトとブラックの2色があるほか、デザインの異なる筐体2バリエーションの選択も可能である。
価格は最速お届けモデル(Core 2 Duo E6300、1GBメモリー、HDD 250GB、OSなし)で10万9980円。Windows XP Home Edition選択時は12万2580円など。
LMDとLGD以外にも、ハイエンドユーザー向け“Prime Galleria HG/XG/XX/LMD”“Prime Monarch LX/LXW”“Prime Magnate LMDA”など、Core 2 Duoシリーズを選択可能な製品が販売されている。詳細はCore 2 Duo搭載モデルページを参照のこと。