マイクロソフト(株)は26日、“Microsoft Exchange Server”の次期バージョン『Microsoft Exchange Server 2007』の評価版となる『Exchange Server 2007 日本語版ベータ2 120日限定評価版』の提供を同日付けで開始すると発表した。ウェブサイトでダウンロードにより提供する。
併せて“TechNet ベータセントラル”において、技術情報や評価用の技術資料を公開し、先着2007名に無償でDVDキットをプレゼントするキャンペーンを開始する。これらにより、国内で約1万人のユーザーによるベータ版の評価を目指すとしている。
『Microsoft Exchange Server 2007』では、コンプライアンス対策を含むセキュリティー機能の強化や、オフィス製品“the 2007 Microsoft Office system”との連携、Windows Mobileを採用した携帯端末のサポートなどのほか、32bit版と64bit版による運用管理の効率化が図られているのが特徴で、2006年中に開発完了を予定している。
対応OSは、Windows Server 2003 SP1、Windows Server 2003 R2, Standard Edition/Enterprise Edition、Windows Server 2003 x64、Windows Server 2003 x64 R2, Standard Edition/Enterprise Edition。メモリーは1GB以上(2GB以上推奨)。