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【フォトレポート】つくばエクスプレスの列車内無線LANが全線で開通! 高速走行中やトンネルでも接続は本当に切れないのか?

2006年07月25日 23時37分更新

文● 北村

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 首都圏新都市鉄道とインテル、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォームなど5社は、秋葉原と茨城県つくばを結ぶ“つくばエクスプレス”の駅構内および列車内を含めた全路線上で、無線LANによるインターネット接続環境の整備が31日に完了すると発表した。これにともない本日、報道関係者向けのデモ走行が行なわれたため、Akiba2GO!も同列車に乗り込み列車内の無線LANを体験してきた。

つくばエクスプレス2000系
走行中の無線LANインターネット接続に対応した、つくばエクスプレスの2000系。秋葉原~つくば間を結ぶ快速、および区間快速はすべて無線LANに対応している。ちなみに無線LANに対応した2000系は16編成、非対応の1000系は14編成。約6割の編成が無線LANに対応していることになる

 エヌ・ティ・ティ・ドコモが行なう公衆無線LANサービスの“Mzone”と、FOMAユーザー向け無線LANサービスであるmopera U“U「公衆無線LAN」コース”のサービスエリアに、8月24日よりつくばエクスプレスが含まれるようになる。“Mzone”および、“U「公衆無線LAN」コース”(mopera U)のいずれかのユーザーならば、秋葉原駅からつくば駅までの駅構内と路線上を走る電車の車内から、追加料金なしでIEEE 802.11b無線LANによるインターネット接続が利用可能となる。ここでは本日行なわれたデモ走行の様子をフォトレポートでお届けしよう。なお、同サービスの詳細は“つくばエクスプレスの車内無線LAN環境の整備が完了”の記事を参照して欲しい。

ステッカー アクセスポイント
秋葉原~守谷間を結ぶ各駅停車などでは、無線LANを利用できない1000系が使用されている。車両を見ただけでは1000系か2000系かを判別するのは難しい。無線LANが使用できる車両かどうかは、車内のドア横に写真のようなステッカーが貼られているかどうかで判別しよう無線LANに対応した各車両の連結器付近の壁にはアクセスポイントが設置されている(写真中央の禁煙マークが貼られたボックス)。無線LANサービスはつくばエクスプレス開業1周年にあたる8月24日からとなる
ノートPCでインターネット接続左 ノートPCでインターネット接続右
走行中の列車内でインターネット接続をテスト。現在は全線を通じて1.4Mbps程度の速度で通信可能で、ウェブブラウジングやメール程度であれば支障なく利用できるという
「hTcZ」 「M1000」
HTC製のWindows Mobile搭載端末「hTcZ」でウェブブラウジング。トンネル内でも途切れることなく通信ができていたビジネスコンシューマー向けのFOMA対応携帯電話機「M1000」で浅草駅の周辺情報を検索。これで列車を降りた後に駅構内で迷わずに済むかもしれない
ボックスシート インテル株式会社代表取締役共同社長吉田和正氏
2000系の3号車と4号車はボックスシートとなっており、飛行機の座席のように肘かけを開けるとテーブルが現れる。ノートPCを置くのに非常に便利だインテル株式会社代表取締役共同社長吉田和正氏も自ら列車内で無線LAN通信を行ないながら、取材陣の質問に答えていた
高速走行中 関東鉄道
駅間には中継局を約500mおきに設置しており、時速130kmの高速走行時も通信が途切れることはなかった守谷駅に到着。つくばエクスプレスの下を関東鉄道が走る。架線がないため、この列車もワイヤレスなのか!と思ったら、無電化区間のディーゼル車だった
ホーム先端のアンテナ 車窓
つくばエクスプレスのホーム先端には指向性の鋭い高利得アンテナが設置されている最新技術満載の列車内では無線LANが激しく飛び交っているが、いつの間にか車窓から見える景色は一面の畑に変わっていた。人間の文化や科学技術の進歩を実感できる瞬間だ
つくば駅 つくば駅周辺
秋葉原駅を発車した列車も終点のつくば駅に到着。列車内でウェブブラウジングやメールをしていると、あっという間に到着したと感じてしまう。インターネットに夢中になっていると降りる駅を乗り過ごしてしまいそうだバスターミナルやショッピングモールでにぎわうつくば駅周辺。秋葉原からつくばまでは最速で45分で到着する
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