松下電器産業(株)は26日、DVDメディアの読み書き速度がアップしたポータブルDVDドライブ『LF-P967C』を8月末に発売すると発表した。価格はオープンプライスだが、編集部による予想実売価格は2万5000円弱。
DVD読み書き速度がアップした『LF-P967C』 |
『LF-P967C』の最大の特徴は2層のDVD±Rメディアの書き込み速度がアップしたこと。ACアダプター駆動、USBバスパワー駆動どちらでも4倍速の書き込みが可能になった(従来モデル『LF-P867C』はDVD-R DLが2倍、DVD+R DLが2.4倍)。そのほかの書き込み速度は、DVD-RWがACアダプター駆動で6倍速、USBバスパワー駆動で4倍速、DVD+RWがACアダプター、USBバスパワー駆動ともに4倍速、Ultra Speed規格対応のCD-RWがACアダプター駆動で16倍速(USBバスパワー駆動は不可)となっている。
読み込み速度はACアダプター使用時のみで速度がアップしており、DVD-RAMが5倍速に、DVD-RWで6倍速に、DVD+RWが8倍速に、DVD±R DLが6倍速に、CD-RWが24倍速にそれぞれアップしている。
また、本体サイズ/重量は幅135×奥行き135.6×高さ14.8mm/290gで、『LF-P867C』と同じだが塗装色がよりLet'snoteに近い感じに変更されている。
対応インターフェースはUSB 2.0/1.1で、対応OSはWindows XP/2000。付属ソフトは(株)ビー・エイチ・エーのライティングソフト『B's Recorder GOLD8 Security』、サイバーリンク(株)のプレーヤーソフト『PowerDVD 6』とオーサリングソフト『PowerProducer 3』、同社製のDVD-VRフォーマット専用映像編集ソフト『DVD-MovieAlbumSE4.1』。