ソフォス(株)は25日、スパムの配信元となっている国のワースト12“スパム送信国ワースト12”を発表した。これは、英ソフォス(Sophos)社の脅威解析センター“SophosLabs”が受信したスパムを分析したもので、ワースト1は前回と同じアメリカで全スパムの23.2%を占め、スパム送信比率が改善されていないという。
続く中国と韓国は、2006年第1四半期からスパムを減少させるための管理強化を開始したにもかかわらず、チャート上ではアメリカに僅差で迫っているという。一方で、日本から発信されるスパムの数は減少して12位に順位を下げており、比率も1.6%まで下がったとしている。
“スパム送信国ワースト12”
- アメリカ(23.2%)
- 中国(香港を含む、20.0%)
- 韓国(7.5%)
- フランス(5.2%)
- スペイン(4.8%)
- ポーランド(3.6%)
- ブラジル(3.1%)
- イタリア(新規、3.0%)
- ドイツ(2.5%)
- イギリス(1.8%)
- 台湾(1.7%)
- 日本(1.6%)
その他が22.0%。