(株)日立エルジーデータストレージは25日、4倍速記録に対応したパソコン内蔵型のBlu-rayドライブ『GBW-H10N』を開発し、今月から生産を開始すると発表した。OEM向けに出荷する。
『GBW-H10N』は、単層のBD-R(SL)の4倍速書き込み、BD-REの2倍速書き換え、最大4.8倍速でのCAVによるBlu-rayディスクの再生が行なえるほか、新開発のBD/DVD/CDの記録/再生が行なえる1レンズ3レーザーの新ピックアップや、BD/DVD/CDの信号処理が行なえるDSPを採用したことで、DVD±R/±RW/-RAMの読み出し/書き込みに対応したのが特徴。DVD±Rは最大12倍速書き込み(PCAV)で、DVD-R DLが4倍速書き込み、DVD+R DLが6倍速書き込み、DVD+RWが8倍速書き換え(ZCLV)、DVD-RAMが5倍速書き換え(PCAV)などとなる。CD-ROM/-R/RWの読み出し/書き込みは40倍速。
インターフェースはATAPI(E-IDE)。バッファーメモリーは4MB。電源は+5V/+12V。本体サイズはハーフハイトで、幅146×奥行き200×高さ41.3mm(ベゼルを除く)、重量は約970g。