日本電信電話(株)、東日本電信電話(株)、西日本電信電話(株)は21日、次世代ネットワークの商用サービスに向けた技術確認と利用者の要望を把握するためのフィールドトライアルを開始するにあたり、フィールドトライアルのインターフェース条件を公表するとともに参加条件も公表し、参加受け付けを開始すると発表した。対象となるのは情報家電ベンダー、サービスプロバイダー、キャリアーなど。同日より12月28日まで受け付ける。フィールドトライアルの開始は12月をめどとしており、期間は約1年間。
フィールドトライアルで提供する機能 | 開示するインターフェース |
インターフェース条件の開示は、ネットワーク間(NNI)、ユーザー端末とネットワーク間(UNI)、アプリケーションサーバーとネットワーク間(SNI)のインターフェースにおけるコネクティビティーの確保と、アプリケーションサービスの提案を受けるのが目的。開示はウェブサイトで行なう(PDF形式)。
フィールドトライアルでは、インタラクティブ(双方向)通信機能、ユニキャスト(片方向/1対1)通信機能、マルチキャスト(片方向/1対多)通信機能、ISP接続機能、イーサ(Ethernet)通信機能を提供し、IP通信ではベストエフォートのほか、エンド・トゥ・エンドの品質制御(QoS)も行なうという。