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NEC、ビジネス向けデスクトップパソコン“Mate”に環境負荷を低減した2機種を追加

2006年07月20日 20時46分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は20日、ビジネス向けデスクトップパソコン“Mate(メイト)”の新機種として、環境負荷を低減するとともに、セキュリティーを強化した2機種の販売を同日付けで開始したと発表した。

“Mate タイプML(スリムタワー型)”
“Mate タイプML(スリムタワー型)”

新機種のラインアップは“Mate タイプML(スリムタワー型)”と“Mate タイプMR(スリムタワー型)”の2機種で、7月から施行された国内の環境規格“J-Moss”と欧州の“RoHS指令”、JEITAの“VOC(揮発性有機化合物)ガイドライン”に対応しており、学校や病院などの医療機関でも安心して利用できるのが特徴。“Mate タイプML(スリムタワー型)”ではセキュリティーも強化されており、他人許容率が1000万分の1以下の照合精度を持つ指紋認証センサー付きUSB 109キーボードや、USB接続ストレージなどからの情報漏えいを防止するデータ漏えい防止ソフト『Device Protector』、NSA(米国国家安全保障局規格)やDoD(米国国防省規格)方式に準拠したHDDデータ消去ツールなどが提供される。

また、コストパフォーマンスの向上も図られており、CPUが従来機種のPentium 4 521-2.8GHzからPentium 4 531-3GHzに高速化されていても同水準の価格に設定されているという。

“Mate タイプML(スリムタワー型)”のベースモデル『MY30Y/L-J』は、Pentium 4 531、グラフィックス機能を統合したインテル915GV Expressチップセット、256MBのメモリー(DDR2 SDRAM)、40GBのHDD(シリアルATA、毎分7200回転)、24倍速CD-ROMドライブ、FDD、セキュリティーチップを内蔵し、10/100/1000BASE-Tを装備する。OSはWindows XP Professional。消費電力は約70W(最大約166W)。本体サイズは幅88×奥行き327×高さ345mm、重量は約8.8kg。指紋センサー付きUSBキーボードとUSBマウスが付属する。価格は12万9000円(税別)で、B.T.O.に対応。出荷開始は27日。

“Mate タイプMR(スリムタワー型)”のベースモデル『MY30Y/R-J』は、キーボードとマウスがPS/2接続となるほか、基本仕様は同等。価格は9万7000円(税別)で、B.T.O.に対応。

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