オムロン(株)は19日、オフィスでネットワークを構築するための無線LANアクセスポイント『MW54A』を8月1日に発売すると発表した。価格はオープン。
『MW54A』 |
『MW54A』は、IEEE 802.11a(W52/W53)/g/b準拠の無線LANに対応し、本体サイズを幅120×奥行き103×高さ29mmに小型化したほか、使用温度範囲が0~50度、湿度が最大95%RHに対応しており、オフィスのほか、組み込み機器や店舗内などでも安定した無線LAN環境を構築できるのが特徴。無線LAN高速化技術“Super AG”や長距離化技術“XR(eXtended Range)”にも対応している。
セキュリティー機能は、152bit/128bit/64bit WEP、WPA、IEEE 802.1x/EAP、WPA-PSK AES/TKIP、OCB AESなどをサポートし、WPA2にも近日中に対応する予定という。電波出力調整機能や、音声データなどの優先制御を行なうWMM(Wi-Fi Multimedia)機能にも対応。
電源は付属のACアダプターを利用する。アンテナはデュアルバンドダイバーシティーアンテナを装備する。重量は約280g(ACアダプターを除く)。設定はウェブブラウザー/TELNETを利用する。対応OSはWindows XP SP1以降/2000(SP4以降)。対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 6.0以降。
同社では、組み込み機器メーカーや一般企業に販売するほか、アミューズメント施設、流通店舗向けにも販売するという。