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トヨタ、盗難時にエンジンを起動できなくする“リモートイモビライザー”を開発

2006年07月11日 22時44分更新

文● 編集部

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トヨタ自動車(株)は11日、“トヨタ”ブランドで提供しているテレマティクスサービス“G-BOOK”と、“レクサス”ブランド向けの“G-Link”の新機能として、車両の盗難時にエンジンを始動できなくする“リモートイモビライザー”を開発し、9月に発売予定の“レクサスLS”から搭載すると発表した。

サービスイメージ
“リモートイモビライザー”のサービスイメージ

“イモビライザー”は、キーに埋め込まれた電子回路から発信される認証コードが車両本体の電子装置に正しく認識されない限りエンジンが始動しないシステム。今回開発した“リモートイモビライザー”は、キーを付けたまま、あるいはキーが盗難にあった場合など、イモビライザーでは効果がない場合に、センターから車載通信機器“DCM(Data Communication Module)”経由で遠隔操作することにより、車両を自走不可能な状態にできる機能。車両位置を追跡して警備員を派遣するG-BOOKとG-Linkのサービスと併用することで、車両の確保もより確実に行なえるという。車両確保後は、センターからの遠隔操作で再度エンジンを始動させることが可能。リモートイモビライザーに対応したサービス“G-Security リモートイモビライザー”として提供する。

携帯電話の画面“G-Security リモート操作”を行なう携帯電話機の画面

併せて、ユーザーの携帯電話からドアをロックしたり、ウィンドウを閉じたり、ハザードランプを消灯/点滅させたりできるリモート操作サービス“G-Security リモート操作”も提供する。

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