ソルダム(株)は11日、同社の生産委託先である星野金属工業(株)が10日第1回目の不渡りを出して生産を中止したことを受けて、対策について発表した。
同社では、星野金属工業とは完全に別個の独立した事業主体であり、ハードウェアノウハウやシステムノウハウを中心とした知的事業体であるため、連鎖倒産などの重大な影響はなく、“WiNDy”ブランド製品の企画/開発、知的所有権、意匠権、生産/管理上のノウハウも同社に帰属しており、ビジネスの存続は十分に可能と判断しているという。
同社では、星野金属工業に製品の生産上必要最低限の個人情報を管理委託しているが、星野金属工業からのデータベースに対するアクセス権を遮断するとともに、紙の個人情報の処理などを行なっており、現時点では漏えいの事実はないとしている。また、受注製品に対しては、新たな生産委託先との交渉などを行なっており、顧客最優先の対応を準備しているという。顧客に対しては、詳細が決定次第個別に通知するとしている。
