楽天オークション(株)は6日、インターネットオークションサービス“楽天オークション”において、日本郵政公社が提供する“あて名変換サービス”を利用し、匿名で利用できる業界初のエスクローサービスを開発すると発表した。
“あて名変換サービス”は、差出人と受取人の両方が住所/氏名などの個人情報を直接交換しないで郵便物を配送できるサービス。サービスを採用している事業者から通知された識別番号と郵便物を、差出人が郵便局に持ち込むと、郵便局が差出人と受取人をマッチングさせ、受取人に郵便物を配達するというもの。
匿名で利用できる新エスクローサービスのイメージ |
同社では、“あて名変換サービス”と、落札した物品の受領確認後に出品者に支払いが行なわれる“楽天オークション専用決済口座”を利用することで、出品者と落札者の間の配送/決済に関連した業務が匿名で行なえるようになり、個人情報を相互に開示する不安感を排除できるとしている。