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日立製作所、奥行き20cmを切る省スペース液晶一体型“Prius”を発売

2006年07月06日 15時09分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(株)日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループは6日、個人向けパソコン“Prius(プリウス)”シリーズの新製品として、17インチ液晶ディスプレーを一体化した省スペース一体型デスクトップパソコン“PriusOne type S”1製品(型番:AW31S1R)を15日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は17~18万円程度。

PriusOne type S
17インチ液晶一体型パソコン“PriusOne type S”(AW31S1R)

夏モデル“PriusOne type S”からTV視聴・録画機能を省略

PriusOne type S(AW31S1R)は、光沢のある表面処理によって映像を艶やかに見せるという“ラスターパネル”付きの17インチピュアカラー液晶ディスプレー(SXGA表示)の背面に、パソコン本体の機能を内蔵した液晶一体型デスクトップパソコン。今年4月に発表された夏モデル“PriusOne type S”からTVチューナーと視聴・録画機能を省略したほかは、スペックに変更はない。

奥行き19.8cmと省スペースな設計で、設置場所に応じて角度を前3度/後15度、左右各85度に回転できるチルト&スイベル機構を備える。また、家庭での利用に配慮して、同社測定値で30dB以下(ソフトウェア非起動時は約22dB)の静音設計、デジタルカメラや携帯電話機など頻繁に利用するUSB端子を前面に装備し、約320GB HDDとスロットインタイプのDVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを標準搭載するなど、基本スペックを充実させることで拡張性が低いと言われる一体型パソコンの欠点を補っている。

主なスペックは、CPUにCeleron M 380-1.6GHz、チップセットにインテル910GLM Express(グラフィックス機能内蔵)、メインメモリーはPC2-4200対応DDR2 SDRAMを512MB(最大2GB)搭載。本体サイズと重量は、幅394×奥行き198×高さ439mm/約11.8kg。プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP2で、オフィスアプリとしてOffice Personal Edition 2003をプレインストールしている。なお、夏モデルではPCIスロット2基にアナログ/デジタルのTVチューナーカードを装着していたが、今回のモデル(AW31S1R)ではPCIスロットが省略された形で出荷される(ユーザーは利用できない)。

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