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奇抜なデザインが勢ぞろい――FOMA 702i実機詳細レポート

2006年07月05日 04時07分更新

文● 編集部 橋本優

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加速度センサーで遊べる『N702iS』

『N702iS』メインディスプレー背面。本体を閉じるとイルミネーションが上に移動してゆく卓上フォルダーに置いた状態。卓上フォルダー自体も青く光る着せ替えカバーの“スタイルプラス”も用意されている
本体を開いたところ。水平の状態だと待ち受け画面の模様も水平だが……本体を傾けると加速度ジャイロにより、待ち受け画面の模様も斜めに傾く

日本電気(株)製で、デザインはインテリアからグラフィックデザインまで幅広く活躍するデザイナーの佐藤オオキ氏が担当。“(液体を注いだ)グラス”がコンセプトで、メインディスプレー背面には水泡をイメージしたイルミネーションランプが配されている。外装カバー(スタイルプラス)は取り替えることが可能で、8種類の着せ替えカバーを用意する(別売り)。本体には加速度センサーが内蔵されており、本体を揺らすことでさまざまな機能が利用できる。例えば待ち受け画面はグラスに注がれた液体を横から見たような感じになっており、本体を傾けることで水面が水平を保つようにゆらゆら傾く仕掛けになっている。またN702iSは目覚まし時計機能を内蔵するが、目覚ましが鳴った状態で本体を振ると音を停止させることができたり、タイマー機能において、本体をひっくり返すとリセットされたり、さらにひっくり返す(元の状態に戻す)とタイマーがスタートする、といったこともできる。さらに自分の電話番号やメールアドレスを赤外線で送信する際に、本体をメインディスプレー方向に傾けると水音が鳴って送信される、といった遊び心も盛り込んである。

ディスプレー
メイン:約2.1インチTFT液晶パネル(240×345ドット、26万2144色表示)
サブ:――
カメラ
外側:有効130万画素/記録120万画素CMOSセンサー
内側:有効33万画素/記録31万画素CMOSセンサー
外部メモリー
――
連続通話時間
約110分
連続待受時間
約440時間(静止時)/約320時間(移動時)
連続テレビ電話時間
約70分
本体サイズ/重さ
幅52×奥行き26×高さ98mm/約113g
本体カラー
Mineral Water、Strawberry Milk、Cafe Latte
スタイルプラス(別売)
Soda、Orange Jucie、Cranberry、Matcha、Hot Chocolate


イルミネーションランプが美しい『P702iD』

『P702iD』のメインディスプレー背面。“ヒカリドロップス”によりイルミネーションが光る角に丸みを持たせた形状(左)とシャープな形状(右)の2種類から選べる

パナソニック モバイル コミュニケーションズ(株)製の携帯電話機。グラフィックデザイナーの佐藤卓氏がデザインを担当する。外観は角が丸みを帯びたものと角ばったシャープなイメージの2種類の形状があり、それぞれに4色(スクエア・ホワイト、スクエア・ブラック、ラウンド・シルバー、ラウンド・コーラル)のカラーバリエーションが用意される。前モデルの『P701iD』にも採用されていた“ヒカリドロップス”を本機でも採用し、着信時などにメインディスプレー背面がほんのり光る。光る色は10パターンが用意され、光り具合は「P701iDの2倍なめらか」だという。また通話中の声を分析し、通話後に45パターンのFlashアニメーションおよびヒカリドロップスの光で喜怒哀楽を表現する、といったギミックも仕込まれている。そのほか、FOMA 7シリーズでは初めて“着うたフル”に対応している。

ディスプレー
メイン:約2.2インチTFT液晶パネル(240×320ドット、26万2144色表示)
サブ:約0.8インチ有機ELパネル(96×25ドット、1色表示)
カメラ
外側:有効130万画素/記録120万画素CMOSセンサー
内側:有効10万画素/記録10万画素CMOSセンサー
外部メモリー
miniSDカード(別売)
連続通話時間
約140分
連続待受時間
約500時間(静止時)/約350時間(移動時)
連続テレビ電話時間
約90分
本体サイズ/重さ
幅49×奥行き19.7×高さ100mm/約109g
本体カラー
スクエア・ホワイト、スクエア・ブラック、ラウンド・シルバー、ラウンド・コーラル


高級感のあるデザインを採用した『SH702iS』

『SH702iS』のメインディスプレー背面。サブディスプレー周囲にアルミ素材が採用されたメインディスプレーにはシャープ端末には欠かせない“モバイルASV液晶”パネル(約2.4インチ)を搭載側面のボタンを押して“プライベートフィルタ”機能を有効にすると、このように視野角が狭まる

シャープ(株)製造の携帯電話機。外観はFOMA 9シリーズの『SH902iSL』から、革の質感を取り除きアルミ加工を施した感じになっており、アルミ素材を用いることで高級感を演出している。メインディスプレーには、今回の新機種の中では最大サイズとなる約2.4インチのモバイルASV液晶パネルを搭載。側面のボタンを押すことで視野角を狭めることが可能な“プライベートフィルタ”機能を実装する。またウェブブラウザーとして“iモードフルブラウザ”を搭載し、パソコン向けウェブサイトの閲覧もできる。そのほか、SDオーディオの再生機能や最大4Mbpsの高速赤外線通信規格“IrSimple”に対応する。

ディスプレー
メイン:約2.4インチモバイルASV液晶パネル(240×320ドット、26万2144色表示)
サブ:約1インチSTN液晶パネル(96×26ドット、モノクロ)
カメラ
外側:有効130万画素/記録120万画素CMOSセンサー
内側:有効11万画素/記録10万画素CMOSセンサー
外部メモリー
miniSDカード(別売)
連続通話時間
約140分
連続待受時間
約500時間(静止時)/約400時間(移動時)
連続テレビ電話時間
約90分
本体サイズ/重さ
幅51×奥行き21×高さ110mm/約114g
本体カラー
オレンジ、ホワイト、ブルー


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