日本語入力システムとして、推測変換に対応した“ATOK”を採用するとともに、インターネットメールの複数アカウントにも対応したPOPメーラー“W-ZERO3メール”を搭載。無線LANとBluetoothは搭載しないが、従来は不可能だった、パケットデータ通信中の着信が可能になるなど、コミュニケーション面が大幅に強化された。そのほか標準ウェブブラウザーとして“Internet Explorer Mobile”を搭載するほか、推奨ブラウザーとして『Opera Mobile 8.6 for Willcom W-ZERO3』もバンドルしている。
カメラは131万画素で従来機と同等だが、新たにマクロモードに対応し、QRコードの読み取りも可能になった。マクロモードは背面のスイッチで切り替える。シャッター専用ボタンというのはなくなり、カーソルキーの中央を押しでシャッターを切る。“SHARP”ロゴの横の突起を手前にずらすとウラ蓋が外れ、充電池とW-SIMを取り出せる。充電池の容量は1500mAhで現行モデルと同じ |
新たに“W-ZERO3メール”“バーコードリーダー”フルブラウザー『Opera Mobile』がプレインストールされた。Word/Excelなどのオフィス文書の取り扱いももちろんOK | バーコードリーダーを起動したら、カメラをマクロモードにしてから撮影する。適当に撮っても、予想以上に正確に読み取ってくれた。URLバーコードだけでなく、住所バーコードなどの読み取りにも対応している |
学習機能や推測変換の有効・無効など、ATOKの設定は“スタート→設定→システム”で行なう。Microsoft IMEのユーザー辞書を読み込む機能はないようだった |
現行モデルではパケットデータ通信中の着信が不可能だったが、W-ZERO3 [es]では設定を切り替えることで、それが可能になった | 待受画面でカーソルキーを左右に押すと、発着信履歴を表示できるようになった。また、連絡先からの発信もこれまでよりずっとカンタンになった(電話をかけたい相手を選択して通話ボタンを押すだけでよい) |