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フィードパス、設定したカテゴリーの更新を知らせるウィジェットを提供開始

2006年07月03日 21時51分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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フィードパス(株)は3日、同社が運営するインターネット情報管理サービス“feedpath(フィードパス)”の追加機能として、ユーザーが設定したカテゴリーにRSSの新着があると、その旨を知らせる軽量なデスクトップツール『feedpathwidget(フィードパスウィジェット)』を無償提供開始したと発表した。対応OSはWindows 2000/XP、対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 6.0、Firefox 1.5。近日中にMac OS X版も提供予定という。

feedpathは、ウェブページの更新をXML形式の情報“RSS/Atomフィード”で配信するサイトが増えてきた現状に対応するため、RSS/Atomフィードを一括管理・閲覧するRSSリーダー機能と、feedpathの参加者が収集・管理しているフィードをタグで分類・管理することによってほかのユーザーに関心を寄せている同じジャンルのRSS/Atomフィードを共有できる“フォークソノミー(人手による情報分類)”機能を備えた、Web 2.0を具現化したサービスのひとつ。

feedpathでRSS/Atomフィードを管理する際に、ユーザーはカテゴリー名を付けて複数のサイトを同じカテゴリーにまとめることができるが、今回配布されるウィジェットを使うとfeedpathのサイトで確認するまえにカテゴリー内のいずれかに新着が合ったことがわかる、というもの。

また、5月にfeedpathから各ユーザーのブログサイトに記事を投稿・編集する“blogエディター”機能がリリースされているが、このウィジェットには確認した新着RSS/Atomフィードの内容を、すぐにblogエディターに反映して記事投稿ができる機能も搭載されている。

このツール提供にあたって、同社COO(最高執行責任者)の小川 浩氏は「ウェブブラウザーを介するウェブアプリケーションであるfeedpathの基本サービスは、大量の記事を保存・管理し、ユーザーのデータベースとしてお使いいただくことを想定しており、集中型の利用が中心です。逆にfeedpathwidgetは仕事中など、なにか他の作業をしているときのリマインダーとしてお使いいただくのに便利です。つまり、“ながら”型利用に適しています。二つを併用することによって、日常にあふれる多くの情報を、より効率的に管理していただくことができます」とコメントしている。

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