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マイクロソフト、“the 2007 Microsoft Office system”のリリースを2006年内に延期と発表

2006年06月30日 17時20分更新

文● 編集部 小西利明

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リリース延期が発表された“the 2007 Microsoft Office system”(画面は英語版のものです)
リリース延期が発表された“the 2007 Microsoft Office system”(画面は英語版のものです)

米マイクロソフト社は29日(現地時間)、次期Office製品“the 2007 Microsoft Office system”(Office 2007)のリリーススケジュールを変更し、2006年10月予定だった企業向けリリースの予定を、2006年内に変更することを発表した。一般市場向けも同様に、“2007年の早い時期”のリリースに変更されている。

マイクロソフト(株)はスケジュール変更の理由について、“社内テストの結果と、パフォーマンスについてのフィードバックを踏まえて”としている。従来の発表では、企業向けのリリースが2006年10月に行なわれ、一般向けに販売されるバージョンはWindows Vistaの一般向けと歩調を合わせて、2007年1月になるとされていた。今回のリリーススケジュールの変更によって、VistaとOffice 2007の提供スケジュールは異なるものとなる可能性が非常に高まったと言える。

同社の発表によると、Office 2007のベータ2版は、全世界で250万人以上がダウンロードしており、品質向上のためのフィードバックを送る“カスタマーエクスペリエンス向上プログラム”には、1300万回のセッションが持たれていると言う。またOffice 2007をウェブブラウザー上で体験できる“Test Drive”と称する体験版の英語版がすでに公開されているが、今週の終わりには日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語版も利用可能になると発表されている。

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