このページの本文へ

α100

α100

2006年06月30日 23時37分更新

文● 小林 伸

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

JPEGは無限連写対応、メモリースティック Duoも利用できる

 画像の記録スピードは、スペック表では“JPEG L/Fine時:枚数制限なし”となってるので、こちらも試してみた。メディアは、1GBのマイクロドライブ(25倍速程度)と、2GBのコンパクトフラッシュ(SanDisk Ultra II、約66倍速)を使用。両者で速度差が出るかを調べた。結果は、マイクロドライブを使用した場合でも2~30枚程度では速度は落ちることなく、淡々と記録し続けた。Ultra IIでも当然止まることはなかった。(※1)

※1 SanDisk Ultra IIは編集部で用意したもので、ソニーでの検証は行なっておりません。

 次に、非圧縮のRAWでも試してみた。仕様では連続6コマまでの連写が可能となっているが、マイクロドライブではそれ以上に撮影でき、書き込み速度が速いUltra IIでは、それよりも1.5倍程度、連続撮影枚数が多かった。仮にバッファーメモリーがいっぱいになった後でも、記録終了までの時間はさほどかからない。画像処理エンジン“Bionz”の処理の処理能力の高さを実感できる結果となった。スポーツ写真などでは少々もの足りない部分も出そうだが、通常のポートレート撮影やスナップ、風景撮影などではまったく問題ないと思う。

アダプター Duoを差し込んでいるところ
メモリースティック Duoをコンパクトフラッシュスロットに対応させるアダプターも同梱する(左)。サイバーショットユーザーがα100へステップアップする際に、メディアの共用が可能だ。挿入時には適度なクリック感がある(右)。
本体に装着
本体に装着している写真。アダプターを本体に挿した状態で、メモリースティック Duoの交換はできない。
インターフェース
ボディー側のUSB端子はコンパクトフラッシュカードカバーを開けたところに位置している。USB端子はビデオ端子もかねている。
リチャージャブルバッテリーパックNP-FM55H(1600mAh)はα100に対応した充電池で、R1などにも使用可能。しかし同じ「インフォリチウムM」の表記でもNP-FM50はα100には使用不可。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン