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大人の夏休みの宿題!? ジャストシステム、日本語ドリル“夏版”をスタート

2006年06月29日 12時10分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(株)ジャストシステムは29日、正しい日本語の表記を選択式の問題で学ぶオンラインコンテンツ“ATOK presents 日本語ドリル”を本日開始した。8月31日までの期間限定コンテンツで、初級から上級まで全20問が出題される。同社のATOK特設サイト“ATOK.com(http://www.atok.com/doriru/)”から無料でアクセス可能となっている。

Mebius PC-AE50J本日開始された“ATOK presents 日本語ドリル”のウェブページ

これは、同社が今年1月から2月末まで実施した、正しい日本語を学ぶオンラインコンテンツ“ATOK presents 全国一斉!日本語テスト”に70万人を超える参加があったことから実現した企画。来年冬には第2弾の実施を予定しており、その予行演習として今回“ATOK presents 日本語ドリル”を夏休み時期に合わせて実施するもの。

問題作成は前回のテストと同様、(株)大修館書店の『明鏡国語辞典』の編集委員を務める鳥飼浩二(とりかいこうじ)氏が担当し、語源/表現力/文法/敬語/漢字力/語彙力の6つの分野から合計20問が出題され、すべての回答を終えると点数と解説(どの分野が弱いか)が表示される。例えば、“おはよう!”を漢字で記した場合、“お早う!”と“お早よう!”のどちらが正しいか選択する、とった問題が出される。問題レベルは日本語テストと同等だという。また、パソコンショップなどの店頭ではオンライン版とは異なる20問を印刷した小冊子(オフライン版)が配布される。

問題作成に当たった鳥飼氏は、「ドリル終了後も、ただ正解を覚えるだけでなく、きちんと『解説』にも目を通して、その問題に関連した日本語の世界に広く目を開いてもらえれば、出題者冥利に尽きるというものです。目標の点数としては、社会人である以上、60点はとってほしいですね」とコメントしている。

ジャストシステムでは2004年2月から“パソコンと日本語に関する調査”を行なっているが、アンケート調査よりも気軽に参加できるスタイルとして、2006年1月に初めて“全国一斉!日本語テスト”を実施したところ、同社の想像を超える大きな反響が得られたという。テストの終了後には性別/年齢/都道府県、およびATOKの利用有無を答える簡単なアンケートが用意されており、将来的には製品開発へのフィードバック(統計情報としての利用)も検討したいとしている。

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