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ナナオ、新補正回路を搭載した22.2インチ液晶ディスプレー『EIZO ColorEdge CG221』を発売

2006年06月27日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは27日、グラフィックス市場向け液晶ディスプレーの最上位モデルとして、Adobe RGBの色域をカバーし、キャリブレーションに対応した22.2インチWUXGA液晶ディスプレー『EIZO ColorEdge CG221』を7月7日に発売すると発表した。価格はオープン。

本体正面
『EIZO ColorEdge CG221』
遮光フードとキャリブレーションセンサー
専用遮光フードと別売のキャリブレーションセンサーをセットした様子

『EIZO ColorEdge CG221』は、2004年10月に発表した『EIZO ColorEdge CG220』の後継機種。内部で16bit処理を行なって階調表現を滑らかにする専用カラー補正ASICを搭載したほか、画面の部分ごとの輝度や色度のムラを補正して画面全域で均一になるように補正する“デジタルユニフォミティ補正回路”を搭載したのが特徴。さらに、1台1台ガンマ値を最適化したうえで出荷するという(調整データシートも同梱)。

解像度は1920×1200画素で、表示色数は約680億色中1677万色。階調は4081階調中256階調。輝度は200cd/m2、コントラスト比は400:1。応答速度は30ms。視野角は上下/左右170度。インターフェースはDVI-I(29ピン)×2を備える。USB 2.0のHub機能として、アップストリーム×1、ダウンストリーム×2も搭載している。消費電力は100W(節電時1W)。本体サイズは幅565×奥行き272×高さ452.5mm(最大552.5mm)、重量は14.5kg。チルトは上30度/下3度、スウィーベルは左右各35度。本体カラーはブラックのみとなる。

オリジナルキャリブレーションソフト『ColorNavigator』が付属し、対応OSはMac OS X 10.2以降、Mac OS 9.2.2、Windows XP/2000。Intelプロセッサー搭載Macitntoshには非対応。保証期間は5年間。有償のアフターサービスには、キャリブレーションや操作説明まで行なう“初回設置サービス”、階調特性を校正する“階調特性点検サービス”、バックライトの交換を行なう“バックライト交換サービス”なども用意されている。



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