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リコー、システム連携機能を追加した機密情報保護CD-R『CryptDisc Ver.2.1』を発売

2006年06月27日 22時10分更新

文● 編集部

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(株)リコーは27日、独自のハイブリッドCD-Rを採用した機密情報保護CD-R“CryptDisc(クリプトディスク)”の最新版として、システム連携機能を追加した『CryptDisc Ver.2.1』を7月31日に発売すると発表した。

価格は、5枚パックが1万395円、50枚パックが8万8200円、500枚パックが67万2000円、100枚バルクが13万4400円。利用するには、暗号化鍵と復号化鍵を発行するソフト『CryptDisc Ver.2 鍵発行ソフトウェア』が必要。価格は3150円。

『CryptDisc Ver.2.1』
『CryptDisc Ver.2.1』

『CryptDisc Ver.2.1』では、各種の業務アプリケーションと連携させるための外部インターフェースを搭載したほか、アプリケーションに組み込むための鍵発行ソフト『CryptDisc 鍵発行ソフトウェア(コマンドライン版)』をシステムベンダー向けに提供するのが特徴。

これにより、
  1. “CryptDisc”をドライブに挿入することで鍵発行からデータ書き込みまでを自動処理する
  2. アプリケーション上で暗号化/復号化のための鍵を発行/管理する
  3. ユーザーインターフェースをアプリケーション側から表示する(モード選択による)

ことなどが可能になり、アプリケーションにオフラインセキュリティー機能を搭載できるようになる。アプリケーションを利用するユーザーは、アプリケーション上で“CryptDisc”を意識せずにオフラインセキュリティー対策を実現できるという。

第1弾として、NDソフトウェア(株)が福祉業務支援ソフト“ほのぼの”シリーズで採用する予定。同シリーズのCPS地域包括支援センター向けシステムでは、地域包括支援センターと委託先事業者間の情報交換において、CryptDiscを使用してシステム上からボタンのワンクリックで暗号化と書き込みが可能になる。

『CryptDisc Ver.2.1』は40倍速書き込み対応の追記型(約600MB)。対応OSはWindows XP/2000 Professional(SP4)/Me/98 SE。対応機種はPentium III-500MHz以上、メモリー128MB以上を搭載したPC/AT互換機。

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