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ソフィアシステムズ、WILLCOM SIM STYLE開発プラットフォーム『Sandgate WP』を発表

2006年06月26日 23時14分更新

文● 編集部

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(株)ソフィアシステムズは26日、W-SIM対応製品“WILLCOM SIM STYLE”を開発するためのプラットフォーム『Sandgate WP(Sandgate W-SIM Phone)』を製品化したと発表した。8月に販売を開始する予定。

『Sandgate WP』『Sandgate WP』

『Sandgate WP』は、WILLCOM SIM STYLEの開発に必要なハードウェアとソフトウェアの基本機能を搭載しており、WILLCOM SIM STYLEのアプリケーションソフトやハードウェアを開発し、製品化できるのが特徴。CPUにはインテルPXA270を搭載し、メモリーはSDRAMが64MB、Flash ROMが128MB、ディスプレーは2.2インチTFT(QVGA/26万色表示)、カメラは130万画素CCDを搭載。インターフェースはUSB 1.1、miniSDカードスロット、IrDA、Bluetooth、W-SIMスロット、拡張ポート、デバッグ用ボードを装備し、OSにはLinux 2.6.15が採用されている。

Linuxによるソフトウェア開発プラットフォームは(株)富士通ソフトウェアテクノロジーズが開発したものを実装しており、すぐに開発や評価に着手できるという。ミドルウェアなどについてベンダー各社が評価用サンプルの提供を予定しているという。

アプリケーションソフトと並行してハードウェア開発を行なう場合には、同社製のJTAGエミュレーター“EJ-Debug for PXA27x”が利用できる。エミュレーターは『Sandgate WP』のバッテリーの下部に用意されている拡張コネクターとデバッグ用ボードにより接続できるようになっている。

ハードウェアをそのまま使用したい場合は、仕様に合わせた機能を組み込むことも可能。同社では協業会社とアライアンスを組んで、受託開発/量産体制を整備しているという。

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