オープンソース・ジャパン(株)は26日、独自開発のエンジンを利用して、インターネットのウェブサーバーのレスポンス時間測定を、最大3000サイトを最短10秒間隔で行なえるインターネットインフラの測定サービス“インターネット・トラフィック・インフォメーション・サービス(ITIS)”を同日付けで開始すると発表した。
6月1日午前0時における約2900サイトの測定結果を所在地の緯度/経度情報を基にプロットしたサンプル(画像サイズは920×920ピクセル) |
測定結果は自動的にグラフ化してレポートされ、要件に応じて、秒/分/時/日/月単位での変化や、経度緯度の情報を利用して地図上にプロットすることも可能。顧客ごとにカスタマイズすることを前提にサービスを提供するため、価格は個別見積もりとなる。参考価格は、任意の5つのサイトを1週間、10分間隔で監視する場合が10万円から。
なお、ITISは、オープンソースのウェブシステム開発基盤“LAMP”(Linux/Apache/MySQL/PHP)や、グラフィック描画ライブラリー“GD”など、複数のオープンソースを利用しているという。