超高速回転で圧倒的な風量のファンがDELTAとNidecこと日本電産から登場した。発売されたのは80/92mm角“二重反転方式”を採用するものが2モデルと40/80/120mm角の高速回転モデルが3モデルだ。
発売された全5モデル。各販売ショップによると今回の入荷はスポット入荷になるとのこと。次回入荷の予定はない |
“二重反転方式”を採用するDELTA製「GFB0812SHG」 |
まずは2基のファンを組み合わせた“二重反転方式”を採用するDELTA製の2モデルから。登場したのは80mm角50.8mm厚の「GFB0812SHG」(前4200rpm/後3750rpm、68.58CFM、53.0dB)と92mm角50.8mm厚の「GFB0912HHG」(前3200rpm/後2950rpm、79.81CFM、55.5dB)2モデルだ。“二重反転方式”を採用するため従来のファンと比べて直線的な風圧が特徴で、CPUクーラーの冷却など局地的な部分の冷却には最適かもしれない。ただし、音はもはや爆音。価格は「GFB0812SHG」が高速電脳で4580円、アークで5250円、T-ZONE.PC DIY SHOPで5480円、「GFB0912HHG」が高速電脳で4880円、アークで5680円、T-ZONE.PC DIY SHOPで5800円。
“二重反転方式”を採用するため従来のファンと比べて直線的な風圧が特徴で、CPUクーラーの冷却など局地的な部分の冷却には最適かもしれない |
次もやはりDELTA製の超高速回転系ファン。40mm角の「FUB0412VHN」は回転数9500rpm/41.9dB/15.79CFMというスペック。80mm角の「EFB0812HHE」は5000rpm/45.5dB/60.03CFMというスペックで、こちらは3枚羽というのが特徴。価格は「FUB0412VHN」が高速電脳で2880円、アークで3290円、「EFB0812HHE」は高速電脳で2880円、アークで3290円。
最後はNidecこと日本電産の120mm角高速回転ファン「VA450DC(V35141-35)」。このサイズながら5300rpm/64.8dB/220CFMというモンスタースペックとなる。価格は高速電脳で4980円、アークで5680円、T-ZONE.PC DIY SHOPで5800円。
なお、いずれのモデルも3ピン→4ピン変換ケーブル付属で、3ピンからの給電は厳禁。また間違えてケガなどしないように取り扱いにも十分気をつけたい。
Nidecこと日本電産の120mm角高速回転ファン「VA450DC(V35141-35)」。このサイズながら5300rpm/64.8dB/220CFMというモンスタースペック |