『Endeavor NA101』 |
エプソンダイレクト(株)は27日、Endeavorシリーズのノートパソコン新製品『Endeavor NA101』(以下NA101)を発表した。重量約1.2kgの軽量なボディーに、光ディスクドライブを内蔵するビジネスユーザー向けのモバイルノートである。ホームユーザー向けにホワイトのカラーリングの『Endeavor NA101 White Edition』もラインナップされている。受注開始は7月上旬の予定。Windows Vistaの動作環境を満たした“Windows Vista Capable PC”に準拠する。
Endeavor NA101の主なスペック
- 選択可能なCPU
- Intel Core Solo U1400-1.20GHz、Celeron M 423-1.06GHz
- 選択可能なHDD構成
- 1.8インチHDD 30GB(4200rpm)
- 2.5インチHDD 40~100GB(5400rpm)
- 選択可能な光ディスクドライブ構成
- DVD-ROMドライブ、DVD&CD-RWコンボドライブ、DVDスーパーマルチドライブ、ウェイトセーバー
- その他のスペック
- メモリー 512MB~1.5GB/Intel 945GMS Expressチップセット/12.1インチ液晶ディスプレー 1024×768ドット/IEEE 802.11a/b/g 無線LAN内蔵可能(オプション)/Windows XP Home EditionまたはProfessional
- 最小構成価格 12万9780円から
NA101はモビリティー重視のスペックとと豊富なカラーバリエーション展開で好評を博した『Endeavor NT350』の後継機種に当たる製品。軽さと堅牢性に優れたマグネシウム合金製のボディーを採用し、軽量バッテリーや光ディスクドライブを内蔵した状態で、約1.2kgの重量を実現している。光ディスクドライブの代わりにウェイトセーバーを選択することも可能で、その場合の重量は約1.12kgとなる。付属のACアダプターも、ケーブル込みで300g未満と軽量化されている。搭載する液晶ディスプレーは12.1インチサイズで、1024×768ドットの解像度を備える。本体サイズは幅281×奥行き237×高さ35mm。
『Endeavor NA101 White Edition』。基本スペックは同じだが、バッテリーは軽量バッテリーのみ |
パームレスト部には、『Endeavor NA701』で初めて装備されたディンプル加工が施されていて、手汗のべとつきをおさえる。またパームレスト右側には指紋認証ユニットが内蔵されている。また本体内にはTCG 1.2対応のセキュリティーチップも内蔵する。
パームレスト部のディンプル。右は指紋認証ユニット |
CPUにはIntel Core Solo U1400またはCeleron M 423を選択可能である。グラフィックス機能はIntel 945GMS Expressチップセット内蔵機能を利用する。メモリーはオンボードで512MBを搭載し、増設用メモリースロットで最大1.5GBまで増設可能である。
バッテリーは軽量バッテリーと長時間バッテリーが用意される。バッテリー駆動時間は軽量バッテリーで約5.6時間と一般的だが、長時間バッテリーで約12.6時間(JEITA測定法)と、非常に長い駆動時間を実現している。
本体にUSB 2.0ポートを3ポート備える。IEEE 802.11a/b/g対応無線LANとBluetooth 2.0+EDR通信機能を、オプションで内蔵可能となっている。カードスロット類としては、PCカード(TypeII)スロットと3 in 1タイプのメモリーカードスロット(SDメモリー/MMC/メモリースティック)を備える。