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Socket AM2とElpidaチップの相性問題もこれで解決!? 相性問題対策版とされるSanMax製Elpidaチップ搭載モジュールが発売に!

2006年06月17日 23時59分更新

文● 増田

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 Socket AM2環境で相性問題を起こすとされていたElpidaチップ。アキバの各販売ショップでも、なかば決まりごとのようにSocket AM2関連製品とElpidaチップ搭載モジュールの販売は避けていたようだが、今日になって相性問題対策版だというSanMax製Elpidaチップ搭載モジュールが発売された。

ポップ モジュール
相性問題対策版だというSanMax製Elpidaチップ搭載モジュール。“nForce 590 SLI”を搭載するASUSTeK製の「M2N32-SLI DELUXE/WiFi-AP」と「Athlon 64 X2 3800+」という組み合わせで動作するところも確認できた

 発売されたのはDDR2-677の512MB CL5が2枚セットの「SMD-1G48NAP-6E-D」と同1GBが2枚セットの「SMD-2G48NAP-6E-D」。搭載チップは“E5108AG-6E-E”で、もともとSocket AM2非対応とされていた「SMD-1G48NP-6E-D」や「SMD-2G48NP-6E-D」と同じものだ。モジュールについても見た目上の変化はなく、実際に販売しているショップの話でも「モジュールに貼られた型番が記載されているシールを剥がしたら見分けはつかない」という。
 ただ「酷いものではBIOSの起動すらできなかった」という相性問題は解決。“nForce 590 SLI”を搭載するASUSTeK製の「M2N32-SLI DELUXE/WiFi-AP」と「Athlon 64 X2 3800+」という組み合わせで動作するところも確認できた。国内では人気のチップメーカーだけに、ユーザーにとってもひとまず安心といったところだろう。もちろんインテル系での動作やショップによる相性保証付き。価格は512MB2枚セットの「SMD-1G48NAP-6E-D」が1万3990円、1GB2枚セットの「SMD-2G48NAP-6E-D」が2万5990円となっている。

搭載チップ 比較
搭載チップは“E5108AG-6E-E”で、もともとSocket AM2非対応とされていた「SMD-1G48NP-6E-D」や「SMD-2G48NP-6E-D」と同じもの上がSocket AM2非対応、下が今回発売された対応のモジュール。はっきり言って見分けはつかない
パッケージ ポップ
国内では人気のチップメーカーだけに、ユーザーにとってもひとまず安心といったところ。価格はSocket AM2非対応版より約1000円ほど高めだ
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