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日本HP、1万9950円のA4インクジェット複合機『HP Officejet 6310 All-in-One』など3機種を発売

2006年06月16日 18時45分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は16日、SOHO/中小規模オフィス向けに、ADF(自動原稿送り装置)とネットワーク機能を標準装備したA4インクジェットプリンター『HP Officejet 6310 All-in-One』、A3プラス対応の『HP Officejet Pro K850』、自動両面印刷とネットワークに対応した『HP Officejet Pro K850dn』の3機種を発売すると発表した。価格は、6310 All-in-Oneが1万9950円、Pro K850が3万9900円、Pro K850dnが4万9980円。“HP Directplusオンラインストア”とHP Directplusコールセンター(TEL.03-6416-6777)で同日より販売する。

新機種は、SOHO/中小規模オフィス向けに、高品質プリント、大容量インク、大容量給紙トレイ、低ランニングコスト、高耐久性、低価格化、ネットワーク対応などを図ったのが特徴。

『HP Officejet 6310 All-in-One』
『HP Officejet 6310 All-in-One』

HP Officejet 6310 All-in-One』は、2005年2月に発表したSOHO/小規模オフィス向け複合機『HP Officejet 6210 All-in-One』の後継機種。ADFとネットワークインターフェース(10/100BASE-TX)を搭載するとともに、印刷速度をカラーで毎分24枚(6210は毎分18枚)、モノクロで毎分30枚(6210は毎分23枚)に高速化したのが特徴。用紙サイズは最大A4で、メイン給紙トレイは100枚、排紙トレイは50枚に対応。

顔料系の黒インクと染料系のカラーインクによる4色/6色インクカートリッジに対応し、プリント解像度は最大4800dpi×1200dpi。スキャン機能は、光学解像度が2400×4800dpiのCIS方式で、48bitカラー(16bit×3)に対応しており、最大補間解像度は19200dpi。ネットワークスキャナーとしても利用でき、スキャンしたデータをPDF形式で保存することも可能。コピー機能は、解像度が最大600×1200dpiで、拡大縮小は25~400%。100枚の連続コピーが可能。ファクス機能はカラーのG3方式に対応。約90枚のメモリー代行受信も行なえる。

インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)と10/100BASE-TXを装備し、オプションでBluetoothにも対応(メモリーカードスロットを利用)。デジカメダイレクト機能にも対応しており、メモリーカードスロットは、CF/SDメモリーカード/MMC/メモリースティック/xDピクチャーカードに対応。ネットワークからメモリーカードへのアクセスも行なえる。電源はAC100~240Vで、消費電力は印刷時が最大60W(アイドル時8.5W)。本体サイズは幅456×奥行き388×高さ235mm、重量は7.7kg。

対応機種は、Pentium II/Celeron以上、メモリー128MB(256MB以上推奨)を搭載したPC/AT互換機、PowerPC G3(G4推奨)、メモリー128MB(256MB以上推奨)を搭載したMacintosh。対応OSは、Windows XP/2000(SP3以上)/Me/98 SE、Mac OS X 10.2.8/10.3/10.4。保証期間は1年間。

『HP Officejet Pro K850』
『HP Officejet Pro K850』

HP Officejet Pro K850』は、最大でA3プラスの用紙に対応し、76×127~330×2540mmのカスタム用紙サイズの印刷が行なえ、月間6250枚の耐久性を持つのが特徴。カートリッジ1個で、A4モノクロ文書で1750枚、A4カラー文書で1700枚のプリントが行なえる大容量独立インク(4色独立インクシステム)を採用しており、ランニングコストも、A4モノクロが1枚2.7円、A4カラーが1枚10.7円と低くなっている。本体背面のストレートパスを利用して厚い用紙にも直接プリントすることができる。

解像度は最大4800×1200dpi。印刷速度はモノクロが最大で毎分24枚、カラー/モノクロ混在では毎分21枚。給紙トレイは、メイン給紙トレイが最大150枚、マニュアル給紙トレイが最大13枚。排紙トレイは100枚。
インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)、IEEE 1284(パラレル)に対応。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE、Mac OS X 10.2.8/10.3/10.4以降。電源はAC100~240Vで、消費電力は最大67W(待機時1W)。本体サイズは幅610×奥行き434×高さ205mm、重量は12.3kg。

HP Officejet Pro K850dn』は、ネットワーク(10/100BASE-TX)と自動両面印刷に対応した上位モデル。自動両面印刷機能を利用して極小ロットのA4サイズの小冊子の製作も可能で、自動ページ割り付け機能も用意されている。そのほかの基本機能はPro K850と同等で、本体サイズは幅610×奥行き525×高さ205mm、重量は14.3kgとなる。

同社では、応募サイトから応募すると抽選で100名に新製品をプレゼントする“HP 新製品発売記念!100台モニタープレゼント・キャンペーン”を実施する。なお、同製品は、性能に満足できなかった場合に購入日から30日以内であれば返品を受け付け、購入代金も返金する“HPインクジェットプリンタ お試しキャンペーン”の対象にもなっている。

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