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カシオ、スリムタイプのデータプロジェクター『XJ-S35』を発表

2006年06月07日 16時38分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は7日、データプロジェクター“CASSIOPEIA PRO(カシオペア プロ)”シリーズの新製品として、厚さが43mmの“スーパースリムプロジェクター XJ-S35/XJ-S30』を発表した。XJ-S35を9月下旬に、XJ-S30を8月下旬に発売する。価格は、XJ-S35が26万400円、XJ-S30が20万7900円。併せて、専用のプレゼンテーション支援ツール『ユアプレゼンター YP-100』を9月下旬に発売する。価格はオープン。

『XJ-S35』『XJ-S35』

『XJ-S35』は、投映レンズや光源ユニットを薄型化することで、厚さを43mm(最薄部32mm)にしたのが特徴。光源ユニットの薄型化は、非球面形状のリフレクターと新形状のコンデンサーレンズによるもので、冷却方式にはシングルファン2質分割冷却方式を採用し、排気部にはプロジェクターとして初めてヒートパイプを採用しているという。DLP方式を採用し、輝度は2000ルーメン(200W高圧水銀ランプ)で、コントラスト比は1800:1。光学2倍ズームレンズを搭載し、投映画面サイズは15~300インチ。投影距離は最短0.84mで、100インチ投映時は2.8~5.6m。解像度は1024×768画素(XGA)で1280×1024画素(SXGA)の圧縮表示にも対応している。縦台形補正は+30度まで自動で、手動では±30度まで対応。

市販のUSBメモリーを利用すれば、静止画(JPEG/BMP)や動画(MPEG-4準拠AVI/Motion JPEG)を投映できるほか、付属の変換ソフト(Windows XP/2000用)を利用すればプレゼンテーション(PowerPoint)の内容もパソコンなしで投映できる。別売のUSB無線アダプター『YW-2S』を利用すれば、離れたところのパソコン(Windows XP/2000搭載の最大4台)から無線LAN(IEEE 802.11b)でプレゼンテーションを行なうことも可能。

『XJ-S35』 『YP-100』
『XJ-S35』『YP-100』

映像入力端子は、アナログRGB/コンポーネントビデオ共用(ミニD-Sub15ピン)、コンポジットビデオ(RCA)を搭載しており、USB 1.1対応のホストインターフェースも備えている。電源はAC100~240V。本体サイズは幅270×奥行き199×高さ43mm、重量は1.8kg。

『XJ-S30』は、USBインターフェースを搭載していないモデルで、そのほかの仕様は『XJ-S35』と同等。

『YP-100』は、XJ-S30などのデータプロジェクターのアナログRGB入力端子に接続して、XJ-S35と同様のUSB機能を利用できるようにする周辺機器。表示解像度は1024×768画素で、1677万色表示に対応。音声出力端子(ステレオミニジャック)も装備する。電源はACアダプター(AC100~240V)を利用する。本体サイズは幅65×奥行き97×高さ20mm、重量は90g。ワイヤレスリモコンが付属する。

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