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ヤマハ、モバイルオーディオインターフェース『GO46』など2機種を発売

2006年06月06日 19時16分更新

文● 編集部

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ヤマハ(株)は6日、IEEE 1394(FireWire)接続のモバイルオーディオインターフェースとして、4イン/6アウトのマルチチャンネル入出力の『GO46』と4イン/4アウトの『GO44』を8月に発売すると発表した。価格はオープン。

『GO46』と『GO44』は、本体を小型軽量化することで、持ち運びやすくし、どこでもパソコンでレコーディングできるようにするための“モバイルオーディオインターフェース”。自宅スタジオや練習スタジオでの録音、コンサートのライブ演奏の録音、屋外でのフィールドレコーディングなど、さまざまな用途で利用できるという。

『GO46』
『GO46』

『GO46』は、4イン/6アウトのマルチチャンネル入出力とIEEE 1394(FireWire)のほか、アナログ入力端子として、フォーン兼XLR型のコンボ端子×2系統、バランス入力が可能なTRSフォーン端子×2系統を搭載し、アナログ出力端子としてTRSフォーン端子×4系統を搭載する。コンボ端子にはマイクプリアンプを内蔵しており、2本のマイクを利用でき、チャンネルごとにファンタム電源(48V)のオン/オフが行なえる。アナログ入力(1CH/2CH)には外部エフェクトを利用できるインサート端子も用意されている。デジタル入出力は、S/PDIF(光)端子各1系統を搭載し、MIDI IN/OUT端子も装備する。また、デジタル出力はサラウンド出力(AC-3、DTS)にも対応している。

アナログ入出力は24bit/192kHz、デジタル入出力24bit/96kHzに対応しており、遅延の少ない低レイテンシーで録音/再生するためのオーディオドライバーソフトとして、Mac OS X用はCore Audio対応のもの、Windows用はASIO対応のものが付属する。そのほかアプリケーションとして、シーケンスソフト『Cubase LE』、ドラムパターンを生成するVSTインスツルメント『Groove Agent SE』、サンプリングされたサウンドやフレーズをMIDIデータで呼び出せるVSTインスツルメント『HALion SE』が同梱される。

対応OSは、Windows XP SP1以上、Mac OS X 10.3.6以上(10.3.8以上推奨)。対応機種は、Pentium/Celeron-800MHz以上(Pentium 4-2GHz以上推奨)と256MB以上(512MB以上推奨)を搭載したPC/AT互換機、PowerPC G4-800MHz以上(G5-1.8GHz以上推奨)、256MB以上(512MB以上推奨)を搭載したMacintosh(Intelプロセッサーにも対応)。

電源はパソコンのIEEE 1394(6ピン)に接続する場合はバスパワーでの駆動が可能。電源容量が不足する場合やIEEE 1394(4ピン)の場合は付属のACアダプターを利用する。筐体はアルミダイキャスト製で、サイズは幅212×奥行き160×高さ48mm、重量は950g。

『GO44』
『GO44』

『GO44』は、4イン/4アウトのマルチチャンネル入出力とIEEE 1394(FireWire)のほか、アナログ入出力端子として、TRSフォーン端子×各2系統を搭載し、デジタル入出力は、S/PDIF(同軸)端子×1系統を搭載する。MIDI IN/OUTも搭載する。本体サイズは幅165×奥行き119×高さ37mm、重量は550g。対応OSは、Windows XP SP1以上、Mac OS X 10.3.4以上(10.3.8以上推奨)。対応機種は『GO44』と同じ。

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