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VAIO VGN-UX90<ゼロスピンドル>

VAIO VGN-UX90<ゼロスピンドル>

2006年06月28日 00時00分更新

文● 行正 和義

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モバイルパソコンで最重要の要件はオールクリアな逸品

バンドルされている地図ソフトの“プロアトラス2006”

 このほか、ディスプレー上部には手前向きと背面向きの2つのカメラを搭載し、インターフェースはUSB 2.0×1のほかCFスロットとメモリースティックスロットを実装するのは従来どおり。通信系は無線LAN(IEEE802.11a/b/g)およびBluetooth 2.0に対応し、有線LAN(10/100BASE-TX)やAV入出力、FeliCaリーダー/ライターなどはオプションのポートリプリケーターに搭載されているのも従来と同じだ。ワンセグ関連のソフトが加わっている以外、地図ソフト“プロアトラス”をはじめとしたプリインストールソフトもHDDモデルと同様となる。なおフラッシュメモリーは出荷時で約9GBの空き容量となる。

 今回は全モデルがCTO販売ということで、CPUやOSをチョイスしてのオーダーとなる。Celeron M/XP Home Editionのベーシックモデルが20万9800円、Core Solo U1400-1.2GHz/XP proの最上位モデルで24万4800円、いずれもオプションとなるポートリプリケータ(7000円)を購入すると22~25万円となる。これに対し、HDDモデルは最安で14万4800円(ポートリプリケータなし)~18万9800円(同付属)となっている。

 容量が半分になるが、フラッシュメモリー化とワンセグチューナーで6~7万円分の価値があるかどうかはユーザーの好みや使い方によるものが大きいし、Office系アプリを使いたい人にはHDDモデル(30GB)に比べてフラッシュメモリー容量が少ないことが気になる部分ではあるが、本来モバイルパソコンにとって最も重要な本体の軽さ・電池寿命・動作の軽快さがいずれも改善されている点は高く評価したい。従来からの無線LANによる出先でのネット利用や内蔵カメラで撮った画像でのblog更新、プロアトラスとオプションのGPSユニットを使ってのナビに加え、出先でのTV視聴も備えるなどモバイル・エンタテインメント機能の詰め込み具合はフルスペックノートパソコン並だ。出先でのウェブ端末からTV視聴など、1台でなんでもこなしたいのならぜひ導入を考えたい製品だ。

VGN-UX90PS/UX90S<ゼロスピンドル>の主なスペック
製品名 VGN-UX90PS/UX90S<ゼロスピンドル>
CPU Intel Core Solo U1400-1.2GHz/U1300-1.06GHz/Celeron M-1.06GHz
メモリー(最大) DDR2 SD-RAM 512MB(512MB)
ストレージ 16GBフラッシュメモリー
液晶パネル 4.5インチ(タッチパネル)
画面解像度 1024×600ドット
インターフェース USB×1、メモリースティック Duoスロット、CFスロット(TypeII)、AV入出力、拡張コネクタ
通信機能 IEEE 802.11a/b/g、Bluetooth
電源 標準バッテリ:約4時間(Core Solo)/約2.5時間(Celeron M)
拡張バッテリ:約8時間(Core Solo)/約5.5時間(Celeron M)
サイズ(W×D×H) 150.2×32.2~38.2×95mm
重量 約492g

限定“レーザー刻印ストラップ”をゲットしよう!

 ゼロスピンドルには、好みのメッセージをプレート部分に刻印できる“レーザー刻印ストラップ(左写真)”に使える電子クーポン券が先着2500名に発行される。メッセージはストラップ中央部のメタルプレート部に、10文字×2列の20文字の範囲で好きなアルファベット(記号に制約あり)を刻印できる。このストラップを本体につけると高級感がさらに増すので、せひゲットしたい!



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