インターネット知的財産権侵害品流通防止協議会は5日、インターネットオークションにおける知的財産権侵害品の流通を防止するために、協議会としての意見を取りまとめた報告書を作成し、4月に内閣官房知的財産戦略推進事務局に提出したと発表した。
協議会が検討したのは、- 出品者情報の開示に係わる制度
- インターネットオークション事業者による出品者情報の取得
- インターネットオークション事業者の自主削除を強化する方策
- 権利者とインターネットオークション事業者の共同啓発活動
の4項目。問題点の抽出と分析、取るべき対策の検討、今後の共同体制のあり方などを議論したという。
報告書は、(社)コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)のウェブサイトからダウンロードできる。