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ガンホー、MMO RPG『A3』でアイテムの課金化とプロゲーマー制度を導入

2006年06月01日 19時41分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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ガンホー・オンライン・エンターテイメント(株)は1日、東京・渋谷のクラブハウスにて、同社のMMO RPG『A3』の月額利用料無料に伴なうアイテム課金化、“プロゲーマー制度”による総額200万円の賞金トーナメント開催、今後のアップデートに関する発表を行なった。月額利用料無料&アイテム課金化は8日に実施される。

A3

発表会には、代表取締役社長の森下一喜氏、第二マーケティング部 部長代理の小島幸博氏、第二マーケティング部 第一企画課の上村健太郎氏、コンテンツ制作部 部長代理の新野洋右氏らが出席し、新施策となる“プロゲーマー制度”やアイテム課金化、バランス調整などについての説明を行なった。

森下氏
代表取締役社長の森下一喜氏

まず森下氏から挨拶があり、「オンラインゲームというものは、まだまだ歴史が浅いものであり、ゲーム業界としてのパラダイムシフトを提案していくものであるが、数年間の中で大きな変化はない。この『A3』では、アイテム課金という形だけではなく、新しいエンターテイメントを提案できればと思っている。また、パッケージで販売されるゲームのビジネスと違って、オンラインゲームは長期的なビジネスであり、パッチなどによって大きく進化できるあたりがユニークであり、大きな特徴である」とコメントした。

小島氏
第二マーケティング部 部長代理の小島幸博氏

次に小島氏より、『A3』に関する説明と、今回の目玉となる“アイテムの課金化”、“プロゲーマー制度”と総額200万円を争奪する“賞金トーナメント”の開催についての説明が行なわれた。

小島氏は「従来の『A3』は“Art=芸術性”、“Alive=躍動感”、“Atract=魅了する物語”というコンセプトで行なわれてきたが、8日に新しくなる『A3』は、“Art=美しく勝利する”、“Alive=興奮するバトル”、“Atract=魅力的な賞金制”といった方向性を持って進めていく。ただ、基本利用料を無料にしただけでは遊んでもらえないゲームもある。このゲームをやればどういう感動が得られるのか、どういうおもしろさが得られるのか、が重要であり、『A3』ではそういった目的意識というようなものをすごく付けたい」とコメントした。

AAA
従来のドラマ性を追求した仕様から、アクション性などを重視した仕様となっている

また「その目的性として“プロゲーマー制度”を導入した」と発表し、プレイヤーがガンホーと一定の条件によるプロ契約を結ぶことで、賞金トーナメントにより賞金を得ることができる。その上で、ゲームとしての詳細ジャンル、キャッチコピーを変更している。詳細ジャンルを物語としてのドラマ性を追っていく“ドラマティックオンラインRPG”から、格闘色やスポーツエンターテイメント色を強く打ち出した“バウンティバトル(賞金争奪戦)オンラインRPG”に変更。それに伴ないキャッチコピーも愛憎入り乱れる大人向けドラマとしての“Love and Hate”から、血と汗を流し、努力することによって勝利をつかむ“Blood and Tears”に変更したという。もちろん、従来の物語を追っていく方向性も残るが、全体のスタンスとしては、チームによる対人戦を重視した形となっている。

ジャンル キャッチコピー
ジャンル、キャッチコピーともに大きく変更された

最後に「オンラインゲームは長いビジネスであり、少し成熟してきたときに今のユーザーが喜び、新しいユーザーが入ってこれるような、明確なテーマ付けが必要」とコメントした。

上村氏
第二マーケティング部 第一企画課 上村健太郎氏

次に上村氏より、月額利用料無料化、アイテム課金化などについて詳しい説明が行なわれた。“バウンティバトルオンラインRPG”となった『A3』については、

  • 無料で遊べる!
  • アイテム購入で強くなる!
  • 強くなって賞金を得る!

といった3つのポイントがあり、まず、月額利用料が無料になったことで、ユーザーの活性化を図り、より幅広い層へとアピールできるとしている。次に『A3』をより進めやすくなる特別なアイテム“プレミアムアイテム”を用意。同社公式サイトでチャージできる“Shop Point”を消費して購入できる。6月8日に追加されるアイテムとしては、全38種類を用意し、年内には70種類まで追加するとしている。

賞金トーナメントについては、既存の2つのサーバーのほかに、“トーナメントサーバー”を用意。このサーバーでは、トーナメント専用に世界が構築されており、このサーバーに移動して戦うことになる。ただ、このトーナメントサーバーに参加するにはいくつかの条件があり、その条件は次のとおり。

  • ある一定の諸条件を満たすA3プレイヤーすべて
  • A3に詳しく、情熱を持ってA3を遊べること
  • 過去、ガンホーがサービスするアトラクションでアカウント停止などの履歴がないこと
  • ガンホー、およびグループ会社の社員でないこと


さらにトーナメントに参加できるプレイヤーは“アマチュア”、“プロゲーマー”の2つのカテゴリーに分けられる。

“アマチュア”はガンホーとプロ契約を締結していないプレイヤーとして位置づけられ、プレイヤーは主にこちらに属する。賞金トーナメントで賞金を得ることはできないが、定期開催される騎士団トーナメントで上位入賞すれば、プロ契約の権利を得ることができる。

“プロゲーマー”は、ガンホーとプロ契約を締結したプレイヤーとして位置づけられ、賞金トーナメントで賞金を得ることができるが、逆に騎士団トーナメントで常に上位に位置できない場合は、プロ契約権利が一定期間で消滅してしまう。

イメージ スターターキット
日本のサッカーリーグに例えたプロ/アマのイメージ図。青い部分がプロ、黄色い部分がアマチュアというわけだ騎士団戦への挑戦の第一歩としてのスターターキット『最強騎士団入門キット(仮)』も発売予定だ

賞金トーナメント第1弾は、今年末に開催予定で、その賞金総額はなんと200万円!! 細かい情報などは未定となっている。また、プロゲーマー契約の規定数としては、1騎士団13人を4騎士団ぶん、つまり52人を予定していると発表された。

200万
賞金トーナメント第1弾の賞金はなんと総額200万円!!


新野氏
コンテンツ制作部 部長代理の新野洋右氏

最後に、新野氏から今後のアップデート内容などについて説明が行なわれた。日本独自仕様とした“アドバンスプロジェクト第2弾”を予定しており、遊休スキルをなくすようにするスキル調整や、必要経験値のグラフをゆるやかにして、早くトーナメントに上がれるようなレベルに持っていけるよう修正するほか、PK(プレイヤーキラー)の緊張感が向上するよう、PKされる側の経験値ロストなども考えている、と発表した。

ライン
赤いラインが変更後の必要経験値曲線。高レベルまで緩やかな角度で上がっている

そのほかのアップデート予定は次のとおり。

PartIII-3「A Prelude of the revolution」
7月下旬予定
国家の威信をかけた全面戦争
8月下旬予定
アウド戦場追加
秋季予定
PartIV「Empire of Darkness」
初冬予定

また、『A3』の新イメージパーソナリティーとして、エイベックス所属のアーティストClairさんを起用し、賞金トーナメントを盛り上げる“アンセム(聖歌)”と呼ばれるテーマソングを新しく制作すると発表した。

Clairさんイメージソングを歌うClairさんも登場。迫力あるプレイ画面を見て、自分もやってみたいと語った


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