開発コードネーム“Cedar Mill-V”と呼ばれる新コアを採用する“Celeron D”が登場した。シリーズ初となる65nmプロセスで製造され、2次キャッシュ容量は従来の倍となる512KBを搭載するのが特徴だ。
開発コードネーム“Cedar Mill-V”と呼ばれる新コアを採用する“Celeron D”。シリーズ初となる65nmプロセスで製造され、2次キャッシュ容量は従来の倍となる512KBを搭載するのが特徴だ |
“Cedar Mill-V”は、今年1月にデビューした“Pentium 4 6x1”シリーズのコア“Cedar Mill”のいわばCeleron版。従来の“Prescott-V”コアを搭載する“Celeron D”の90nmプロセスから、新たに65nmプロセスにシュリンクされ、2次キャッシュ容量が倍の512KBとなった。
発売されたのは、クロック3.33GHzの「Celeron D 356」とクロック3.2GHzの「Celeron D 352」の2モデル。FSB533MHzやEM64T、LGA775対応などに変更はない。価格は「Celeron D 356」がクレバリー1号店と同インターネット館で1万1313円、「Celeron D 352」がツクモパソコン本店IIで9680円、クレバリー1号店と同インターネット館で9948円となっている。
クロック3.33GHzの「Celeron D 356」。FSB533MHzやEM64T、LGA775対応などに変更はない |