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いきなり7000円台での販売も! Socket AM2対応の新型マザーボードがBiostarから2モデル発売に!

2006年05月24日 22時01分更新

文● 増田

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 ついに販売の始まった Socket AM2対応CPUとマザーボード。昨日発売となったASUSTeK「M2N32-SLI DELUXE/WiFi-AP」、MSI「K9N Neo-F」と「K9N SLI Platinum」の計3モデルがまず発売となったわけだが、本日になって予定通りBiostarからも2モデルが登場した。

TForce 550
Biostarの「TForce 550」。同社のAM2対応TForceシリーズは、このほか最上位モデルの「TForce 590 SLI Deluxe」など5モデルがラインナップされている

 発売されたのは「TForce 550」と「GeForce 6100 AM2」の2モデル。まず「TForce 550」だが、こちらは発表されたばかりの新チップセット“nForce 550”を採用するATXフォームファクタのモデルだ。“nForce 550”は“nForce 5xx”シリーズの最下位モデルとなる1チップ構成の製品で、PCI Expressレーン数は20、Serial ATAII RAID×4ポートやギガビットイーサネット1基などをサポートする。従来のシリーズでみれば“nForce4”の後継にあたるモデルといえるだろう。
 拡張スロットの構成はPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×4。特に比較的最近のマザーでは3本構成の製品が多い中で、まだまだ需要度の高いPCIが4本というのはウリといえそうだ。その他、メモリはDual Channel DDR2 667/800対応のスロットが4(最大4GB)、8chサウンド(Realtek/ALC861)やギガビットイーサネット、Serial ATA II RAID×4などをオンボードで装備する。なお、I/Oシールドやケーブル類といった付属品はメッシュ状の袋に入れられている。価格はドスパラアキバ店で9680円、ドスパラ本店と同秋葉原2号店 Prime館で9780円となっている。

TForce 550 TForce 550
発表されたばかりの新チップセット“nForce 550”を採用するATXフォームファクタの「TForce 550」。比較的最近のマザーでは3本構成の製品が多い中で、まだまだ需要度の高いPCIが4本というのはウリといえそう
TForce 550 TForce 550
8chサウンド(Realtek/ALC861)やギガビットイーサネット、Serial ATA II RAID×4などをオンボードで装備するI/Oシールドやケーブル類といった付属品はメッシュ状の袋に入れられている

 もうひとつの「GeForce 6100 AM2」は、名前の通りチップセットにVGA機能を統合する“GeForce 6100”+“nForce 410”を採用するMicro ATXフォームファクタのモデル。拡張スロットの構成はPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2で、メモリはDual Channel DDR2 667/800対応のスロットが4(最大4GB)。VGA機能や8chサウンド、ギガビットイーサネット、Serial ATA II RAID×2などがオンボードとなっている。
 前述の「TForce 550」でもそうだが、特徴となるのは安い販売価格で、ドスパラアキバ店で7800円、ドスパラ本店と同秋葉原2号店 Prime館で7980円というもの。当然Athlon 64 X2も搭載可能だが、どちらかというと今回のAM2登場でソケット形状が統一となった安価なSempronシリーズ用のマザーボードとして最適だろう。

GeForce 6100 AM2 GeForce 6100 AM2
従来からある“GeForce 6100”+“nForce 410”を採用するMicro ATXフォームファクタの「GeForce 6100 AM2」。当然Athlon 64 X2も搭載可能だが、どちらかというと今回のAM2登場でソケット形状が統一となった安価なSempronシリーズ用のマザーボードとして最適かもしれない
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