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安全と環境への対策を追求する各社の技術が集結!!――“自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2006”開幕

2006年05月24日 12時10分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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前日までの雨も上がって、爽やかな風が吹き抜ける横浜・みなとみらいのパシフィコ横浜展示ホールにて24日、自動車に関する各種技術の最新動向が確認できるという専門展示会“自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2006”が開幕した。主催は(社)自動車技術会で、会期は26日までの3日間。出展数は354社・者(昨年より9社・者の増加)。

開会式の模様

開幕初日には、開催に先駆けて午前9時30分より、自動車技術会の会長の萩野道義(はぎのみちよし)氏や展示企画委員会委員長の杉山智之氏、後援の文部科学省/経済産業省/国土交通省/横浜市からの代表者が参加しての開会式が展示ホール内コンコースにて行なわれた。

自動車技術会の会長の萩野道義氏 展示企画委員会委員長の杉山智之氏
自動車技術会の会長の萩野道義氏展示企画委員会委員長の杉山智之氏

あいにく海外出張中のため本人は出席できず、代表者によるメッセージの代読となった横浜市長の中田 宏氏は、「自動車は経済活動においても、生活の利便性を高める点においても重要な産業。今日では安全と環境対策の技術開発に各社が取り組み、その成果が展示されることに期待している。横浜市でも環境対策バスなどに積極的に取り組んでいる」と同市の姿勢をアピールしながら、展示会へのエールを送った。

今回の見所は、各社の最新技術・製品の展示に加えて、隣接する館外ピロティ(広場)を使っての情報交換型先進安全自動車を紹介する“ASV-3ツアーゾーン”を設定していること。これは国土交通省が推進する車車間通信によって、右折時衝突/出会い頭衝突/歩行者衝突/正面衝突/追突/左折時衝突/車線変更時衝突の7パターンの事故を未然に防ぐ機能を、それに合わせたシチュエーション(ドライバー視点)で説明が受けられるというもの。残念ながら、実際に車を動かしての体験型展示ではなく、車内で動画を見ながら事故の危険があるシチュエーションと、それに対するASV-3の有効性の説明が受けられる、という展示になっている。

テープカットの模様
テープカットの模様。今回、横浜市長の中田 宏氏は海外出張中のため、メッセージの代読のみとなった

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