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アップル、“Nike + iPod”でナイキと提携――走った時間や距離、消費カロリーなどをiPodに保存できる

2006年05月24日 12時29分更新

文● 編集部

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米アップルコンピュータ社は現地時間の23日、米ナイキ(Nike)社と提携して、スポーツと音楽の分野を融合させる“Nike + iPod”製品を共同で開発すると発表した。その第一弾として、ナイキの専用ランニングシューズと合わせて使うことで、走った時間や距離、消費カロリーなどをiPodに保存/閲覧できる無線キット『Nike+iPod Sport Kit』を60日以内に発売する。価格は29ドル。

加えて、アップルはiTunes Music Storeに専用ページ“Nike Sport Musicセクション”を設けて、音楽やポッドキャストを配信する。同日、ナイキも専用のランニングシューズ『Air Zoom Moire』を7月中旬に発売すると発表している。価格は100ドル。2006年秋には、『Air Zoom Plus』や『Air Max Moto』など、6種類の新製品を投入する予定だ。

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“Nike + iPod”製品を紹介するアップルのウェブページ

Nike+iPod Sport Kitは、ランニングシューズ用の無線センサーとiPodのDockコネクターに接続して使うレシーバーで構成される。ナイキが販売する専用シューズには、左足インソール下に無線センサーを置くくぼみが用意されているのが特徴。

走行中に測定したデータはiPodの画面で確認できる。また、iPodとパソコンのiTunesを同期させることで、インターネット経由でナイキの専用ウェブサービスにデータを転送し、蓄積したデータを閲覧することが可能だ。

Nike+iPod Sport Kitの対応OSは、Mac OS X 10.3.9以上、Windows XP(SP2)/2000(SP4)。近日公開される予定のiTunes 6.0.5も必要になる。



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