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セブン&アイ HLDGS.、独自電子マネーの名称を“nanaco(ナナコ)”に

2006年05月19日 21時03分更新

文● 編集部

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(株)セブン&アイ・ホールディングスは19日、2007年春に発行を予定している非接触IC搭載の独自電子マネーの名称を“nanaco(ナナコ)”に決定したと発表した。併せて、複数の電子マネーに対応した“マルチリーダーライター”を搭載する新型POSレジスターを、コンビニエンスストアー“セブン-イレブン”に今秋から導入することも発表した。

“nanaco”カード券面のデザイン(予定)
“nanaco”カード券面のデザイン(予定)

同社では、第1フェーズとして、2007年春にセブン-イレブンの店舗で“nanaco(ナナコ)”に対応したサービスを開始し、第2フェーズ(2007年度中)には、“イトーヨーカドー”などのグループの各店舗へ順次拡大するとともに、(株)ジェーシービーの加盟店などグループ外の1万以上の店舗でも利用できるようにする予定。ポイントサービスも提供する予定で、グループ外の企業との連携について、各企業と交渉を開始したという。初年度の発行枚数は1000万枚を予定。

“nanaco”のキャラクターには“キリンのナナコ”を採用。長い首がちょうど数字の「7」に見え、カラダに「7」色の模様を持つおしゃれな女の子という設定で、みんなより少し先が見わたせ、ちょっと新しい物好きであるという。

新型POSレジスターに搭載するマルチリーダーライターについては、JCBのポストペイ方式の小額決済サービス“QUICKPay(クイックペイ)”など他社の電子マネーにも対応するほか、“おサイフケータイ”などのFeliCa対応携帯電話機にも対応するという。新型POSレジスターは東芝テック(株)が開発し、マルチリーダーライターは松下電器産業(株)が開発、非接触型ICカードは凸版印刷(株)が開発/製造する。

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