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アンテナハウス、企業内システムにPDF機能を組み込むためのソフト『PDF Tool V2』を発売

2006年05月16日 15時44分更新

文● 編集部

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アンテナハウス(株)は16日、企業内システムやインターネット情報システムなどにPDF機能を組み込むためのソフト『PDF Tool V2』の出荷を5月31日に開始すると発表した。価格は、サーバーライセンス(接続クライアント数無制限)が1CPUあたり10万5000円、スタンドアロンライセンス(デスクトップパソコンで利用する場合)が1CPUあたり8400円。OEMによる提供にも個別に対応するという。

『PDF Tool V2』は、デスクトップパソコンのアプリケーションソフトの印刷メニューからPDFを作成するためのドライバー“Antenna House PDF Driver”、企業内システムにOffice文書のPDF化や一括PDF作成などの機能を組み込むためのAPI“PDF Driver API”、企業内システムやインターネットシステムなどに既存のPDFに対する各種機能を組み込むためのAPI“PDF Tool API”の3種類の機能を提供するソフト。V2では、PDF Driver APIに、ページ単位でPDFを作成したり、文書ごとにPDF設定を変更したりできる機能を追加したほか、PDF Tool APIに、PDFの任意の位置に5種類の注釈を付けられるようになった。PDFの注釈やしおりを取得して削除することも可能。

作成できるPDFは、PDF 1.3~1.5形式で、40bit/128bitのセキュリティー設定に対応。JPEG2000やラインアートの圧縮も可能で、TrueTypeやOpenTypeなどのフォントの埋め込みにも対応している。対応OSは、Windows Server 2003、Windows XP/2000で、PDF Tools APIはSolaris 8/9(SPARC)やRed Hat Linux 8.0以上、SUSE LINUX 8.1などにも対応している。対応言語/インターフェースは、C++、.NET(Windows)、コマンドライン、COM(PDF Driver API)など。

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