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VAIO VGN-UX50

VAIO VGN-UX50

2006年05月16日 18時23分更新

文● 行正 和義

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カメラ、無線LAN、Bluetoothなど機能はてんこ盛り! 様々な楽しみ方ができる!!

指紋認証センサーは液晶パネルの前面左上部(左)に搭載されている。その右隣にはカメラが内蔵されており(中央)、液晶パネルの裏側(右、スライドさせた状態)にも1つ実装されている。

 液晶上部には手前側に31万画素、裏側に131万画素のカメラ(いずれも固定焦点のCMOSセンサー)を搭載しているため、ちょっとしたスナップ撮影やビデオチャットなどに利用できる。またモバイル機ということでセキュリティー対策として、指紋認証センサーが備わっている。Windowsの起動やスリープからの復帰のたびにキーボードをスライドさせてパスワードを入力するのは、キーボードが小さい分、本機ではやや面倒な作業となる。その点、指紋認証は指を滑らせるだけでいいので手軽であり、さらに生体認証という点で安心感もある。

上面。左側に撮影ボタンがあり、その右側にメモリースティック Duoスロットを搭載。底面。左からACコネクター、拡張用コネクター、音声入出力が並ぶ。
左側面。中央にCFスロット、その下にはUSBポートを実装する。右側側面にはバッテリーを搭載。
別売りのBluetooth GPSユニット“VGP-BGU1”。想定実売価格は1万8000円前後。別売りのBluetoothオーディオコントローラー。ワイヤレスで再生操作が行なえ、ヘッドフォンを差すことで音楽も聴くことができる。想定実売価格は1万円前後。

 本体に備わっているインターフェースはUSBやメモリースティック Duoスロット、CFスロット、AV入出力程度だが、Bluetooth接続をサポートしているため、Bluetoothキーボードやワイヤレスヘッドフォン、GPSモジュールなど様々な周辺機器が利用できる。ちなみに同社では別売りオプションとして、Bluetooth GPSユニットとオーディオコントローラーも用意しており、これらを活用すればナビや携帯音楽プレーヤーとして使う、といった楽しみ方も可能だ。通信環境については、IEEE 802.11a/b/gの無線LANをサポートしており、ホットスポットなどでの通信が可能。無線LANが利用できない環境であれば、CFカードの通信デバイスを用意するか、Bluetooth内蔵携帯電話機でダイヤルアップ接続を行なう、といったこともでき、モバイル通信用途にも十分対応しうる仕様になっている。

付属のポートリプリケーター。背面。左からi.Link(IEEE 1394)、外部ディスプレー出力、USB×2、有線LANコネクタ、ACコネクタが並ぶ。また側面にはFeliCaリーダー/ライターを内蔵し、写真のように読み取り面を引き出すことで利用できる。ディスプレー出力とAV出力、LANコネクターを搭載した小型のアダプター。

付属のポートリプリケーターにはUSB 2.0×3、i.Link(IEEE 1394)、AV出力、有線LANといったコネクターのほか、VAIOではおなじみのFeliCaリーダー/ライターも搭載する。またポートリプリケーターのほかに、ディスプレー出力と、AV出力、有線LANコネクターのみを搭載した小型のアダプタが標準で付属する。たとえば自宅では普通のパソコンとして使いたい場合はポートリプリケーターに接続し、プレゼンなど外出先でディスプレーやLANに接続したい場合は持ち運びに便利な小型アダプターを使う、といった使い分けができるのはありがたい。

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