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吸込と吸出の2種類のファンを合体!“二重反転方式”を採用する“超高速回転”の山洋電気製ファンが発売!

2006年05月13日 22時25分更新

文● 増田

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 山洋電気から吸込と吸出の2種類のファンを合体させたというユニークな形状のファン「SanAce 9CR0412S505」が発売された。同社ではこれを“二重反転方式”と呼ぶそうで、サーバーやストレージシステム、通信機器、各種電源、各種産業機器などの用途に使用できるとしている。

SanAce
“二重反転方式”を採用する山洋電気の「SanAce 9CR0412S505」。吸込と吸出の2種類のファンを合体させたというユニークな形状だ

 同社ウェブサイトによると“二重反転方式”とは「回転方向が逆のファン2台を同一軸芯上の前後に配置し、風量・静圧特性を向上する方法」としている。本体は回転方向が異なる2基の40mm角ファンを繋げたような形状で、画像では左から吸込、右から吸出という仕組みとなる。ファンの回転数は吸込側が1万5800rpm、吸出側が1万600rpmと超高速回転。その他ノイズレベルが51dB、風量25.7CFM、静圧450Paというスペックで、全体の奥行きは56mmとなる。
 電源は3ピン仕様となるが、コネクタは非圧着タイプ。同梱コネクタに工具を使って自分で取り付ける必要がある(3ピン-4ピン変換ケーブル付属)。もっぱらPC用途では1Uサーバーなどへの使用が想定されるが、その他の使い方についてはユーザー任せといったところだろう。価格は7539円。高速電脳で販売中だ。

回転方向と風向き スペック
“二重反転方式”とは「回転方向が逆のファン2台を同一軸芯上の前後に配置し、風量・静圧特性を向上する方法」。本体側面には回転方向と風向きが記されているファンの回転数は吸込側が1万5800rpm、吸出側が1万600rpmと超高速回転。その他ノイズレベルが51dB、風量25.7CFM、静圧450Paというスペックで、全体の奥行きは56mmとなる
吸込側 コネクタ
吸込側。反時計回りに回転する電源は3ピン仕様となるが、コネクタは非圧着タイプ。同梱コネクタに工具を使って自分で取り付ける必要がある
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