(社)日本ホビー協会が主催する“2006日本ホビーショー”が11日、東京都江東区の東京国際展示場(東京ビックサイト)で開幕した。会期は13日までで、約13万人の動員を予定しているという。入場料は1000円。
開会式の風景 |
日本ホビーショーは、手芸やクラフト関連では国内最大規模の展示会で、今年で30回目となる。会場では、独創的なホビーライフを行ない、“ホビーマインド”を社会一般に広く発信し、人々の共感を得る活動を表彰する“第16回ホビー大賞”、ホビーライフ向上と業界の発展にさまざまな形で貢献する企業を顕彰するために制定した“第6回ホビー産業大賞”の受賞作品が展示されているほか、手芸やクラフト関連製品の展示、実演なども行なわれる。
実際にテープは切らなかったが、ASIMOもテープカットの末席(?)に加わった |
初日となった11日は、開会式に本田技研工業(株)の2足歩行型ロボット『ASIMO』(アシモ)が登場し、テープカットに参加したほか、ホビー大賞、ホビー産業大賞受賞者の表彰式も行なわれた。
ホビー大賞グランプリを受賞した『渚のピラミッド』 |
ホビー大賞グランプリの受賞作品はNPO日本渚の美術協会が“シーボーンアート”をテーマに作成した『渚のピラミッド』。シーボーンアートとは、海浜清掃活動時に集めた素材で作られたアート作品を指すという。会員有志の手で作られた。
表彰式から。日本渚の美術協会の方々 |
2006日本ホビーショーでは、12日の午前に“ニットの貴公子”として人気の広瀬光治(ひろせ みつはる)氏のトークショーや、同氏と手編みを楽しむイベント“ニットカフェ”なども開催される。