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リコー、耐衝撃性を強化した光学3倍ズーム搭載の防水/防塵デジタルカメラ『Caplio 500G wide』を発売

2006年05月08日 15時54分更新

文● 編集部

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(株)リコーは8日、35mm判フィルム換算で28~85mmのワイド光学3倍ズームレンズを搭載した防水/防塵デジタルカメラの新製品として、耐衝撃性を向上させるとともに、到達距離が最大10mのフラッシュや手ぶれ軽減機能を追加した『Caplio 500G wide』を26日に発売すると発表した。価格は10万3950円。

『Caplio 500G wide』
『Caplio 500G wide』

『Caplio 500G wide』は、2003年12月に発表した324万画素の防水/防塵デジタルカメラ『Caplio 400G wide』の後継機種。耐衝撃構造を採用し、鏡胴の強度を高めることで、米国国防総省の“MIL Standard 810F”規格による高さ1m(従来は90cm)の高さからの落下衝撃(26面)に耐えられるようにしたほか、フラッシュの到達距離を広角時で最大10m、望遠時で最大6.5mまで拡大(従来は5m)したのが特徴。有効813万画素の1/1.8インチ原色CCDを搭載し、ISO感度は64/100/200/400/800/1600で、ISO感度を上げ、高速シャッターを利用することにより、ぶれを軽減する“ブレ軽減機能”も搭載している。レンズは焦点距離f=5.8~17.4mm、開放絞り値F2.5~4.3の7群9枚構成。最短撮影距離は約30cm(マクロモードでは1cm)。

防水/防塵については、JIS保護等級7級の防水性能とJIS保護等級6級の防塵性能を従来機種から継承しており、建設CASLに対応した“CALSモード”も継承している。撮影間隔が30秒~3時間(30秒単位)のインターバルタイマーも用意されている。記録媒体は本体内蔵メモリー(26MB)とSDメモリーカード/MMC(32M~1GB)を利用できる。記録フォーマットは、静止画がJPEG(Exif 2.21)/DCF準拠/DPOF対応、動画はAVI、音声はWAV、シーンモードの“文字モード”はTIFFを採用。記録解像度は、静止画が最大3264×2448ドット、動画は320×240ドット(最大毎秒30コマ)。

本体サイズは幅133.0×奥行き78.5×高さ74.0mm、重量は約400g(リチウムイオンバッテリー/SDメモリーカード/ネックストラップ込みでは約450g)。モニター用の液晶パネルも1.6インチ透過型から2.5インチ(約15万3000画素)に大型化されている。光学式ズームファインダーも搭載。電源はリチウムイオンバッテリーや単3形アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池×2本を利用し、リチウムイオンバッテリーでは約400枚の連続撮影が可能(CIPA規格)。インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)を搭載し、リコーオリジナルとマスストレージクラスを選択できる。バッテリーチャージャー、AVケーブル、USBケーブル、ストラップが同梱される。

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