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エプソンダイレクト、スリムタワーで拡張性も豊かなデスクトップパソコン『Endeavor MR3000』を発表

2006年04月25日 12時10分更新

文● 編集部 小西利明

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『Endeavor MR3000』。オフィスにも家庭にも合う落ち着いたホワイト&シルバーのカラーリング
『Endeavor MR3000』。オフィスにも家庭にも合う落ち着いたホワイト&シルバーのカラーリング

エプソンダイレクト(株)は25日、スリムタワー型デスクトップパソコンの新シリーズ『Endeavor MR3000』を発表した。スタイリッシュなデザインと拡張性を備えた筐体の『Endeavor MR2100』シリーズの特徴を継承した新機種である。また本日より受注を開始している。最小構成価格は6万900円。なおMR3000はWindows Vistaの動作環境を満たした“Windows Vista Capable PC”に準拠している。

Endeavor MR3000は幅約98mm、容積約14リットルのスリムでコンパクトな筐体を備えながら、デュアルコアCPUやPCI Express x16グラフィックスカード(ロープロファイルのみ)に対応できる拡張性を備えたデスクトップパソコンである。筐体サイズは幅98×奥行き398×高さ357mmとコンパクトで、ホワイトとシルバーのツートンカラーのデザインとなっている。コンパクトなだけでなく静粛性も改善されていて、ヒートシンクの放熱効率や排熱開口部の改良により、MR2100と比べて約5dBの騒音低減を可能にした。USB 2.0端子が前面に2ポート(背面は4)あるほか、IEEE 1394も4ピンタイプが1ポート前面に装備されている。

チップセットにはIntel 945G Expressを採用。またTPM(Trusted Platform Module) v1.2b対応のセキュリティーチップも搭載している。CPUは以下の9種類から選択可能で、バリエーションは非常に豊富だ。またグラフィックス機能もチップセット内蔵だけでなく、DVI出力用の“デジタル出力アドオンボード”やNVIDIA GeForce 6600などを選択可能となっている。グラフィックス用のPCI Express x16スロットに加えて、PCIスロットも3つ用意されるなど、拡張性は高い。ちなみに電源容量は275W。HDDはシリアルATA II対応ドライブを2台まで内蔵可能となっていて、RAID 0/1構成での注文も可能である。

選択可能なCPU
Pentium D 805-2.66GHz/930-3GHz/940-3.20GHz/950-3.40GHz
HT対応Pentium 4 631-3GHz/641-3.20GHz/651-3.40GHz/661-3.60GHz/670-3.80GHz
Celeron D 346-3.06GHz
選択可能なグラフィックス機能
Intel 945G Express内蔵(標準)/945G内蔵+デジタル出力(DVI)アドオンボード/NVIDIA GeForce 6600 128MB/NVIDIA Quadro NVS285 64MB
選択可能なHDD構成
40/80/160/250/500GB、RAID 0/1構成時は最大250GB×2

光ディスクドライブとしては、DVDスーパーマルチドライブやDVD-ROM/CD-RWコンボドライブなどに加えて、21日に発表されたばかりの松下電器産業(株)のBlu-rayディスクドライブも選択可能となっている。ライティングソフトとしては、BD記録に対応した“B's Recorder”シリーズが付属する予定。

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