(株)アイ・オー・データ機器は21日、Blu-ray Disc/DVD/CDの記録に対応したBlu-rayドライブ『BRD-M2』シリーズを6月上旬に発売すると発表した。ラインアップには、ATAPI接続の内蔵タイプ『BRD-AM2B』と、USB 2.0接続の外付けタイプ『BRD-UM2』の2種類を用意。価格はBRD-AM2Bが10万5000円、BRD-UM2が11万6000円。
『BRD-AM2B』 | 『BRD-UM2』 |
パナソニック四国エレクトロニクス(株)製ドライブ『SW-5582』を採用。バッファー容量は8MBで、Blu-ray Disc/DVD/CDともに書き込みエラー防止機能を備える。対応メディアと記録/再生速度は以下の通り。
●対応メディアと書き込み速度 | |||
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対応メディア | 最大記録速度 | 最大再生速度 | |
Blu-ray Disc | BD-R(1層/2層) | 2倍速 | 2倍速 |
BD-RE(1層/2層) | |||
BD-ROM(1層/2層) | ― | ||
DVD | DVD-R | 8倍速 | 8倍速 |
DVD+R | |||
DVD-R DL | 4倍速 | ||
DVD+R DL | |||
DVD-RW | 6倍速 | ||
DVD+RW | 8倍速 | ||
DVD-RAM | 5倍速 | 5倍速 | |
DVD-ROM(1層/2層) | ― | 8倍速 | |
CD | CD-R | 24倍速 | 32倍速 |
CD-RW | 16倍速 | 24倍速 | |
CD-ROM | ― | 24倍速 |
外付けタイプの電源にはACアダプターを採用。本体サイズは幅170×奥行き270×高さ50mmで、重量が約1.7kg(ACアダプターを除く)。横置きだけでなく、縦置きにも対応する。
動作環境はCPUがPentium 4-1.8GHz以上、メモリーが512MB以上。対応OSはWindows XP/2000。ただし、上記はBlu-ray DiscやDVDへのデータ書き込み、DVDビデオの編集/再生を行なうときの条件で、Blu-rayビデオを編集/再生するときには、Pentium 4-2.8GHz以上のCPUと、512MB以上(1GB以上推奨)のメモリー、60GB以上のHDDの空き領域、Windows XPが必要になる。
アイ・オー・データが「市販のBlu-rayビデオ作品を鑑賞する際の目安」と提示している動作環境は、Pentium D-3GHz以上のCPU、COPP/HDCPに対応したグラフィックスカード(256MB以上のビデオメモリー推奨)、COPP/HDCP対応のディスプレー、Windows XP SP2。加えて、著作権保護機能を利用するためにインターネットに接続できる環境も必要になる。付属ソフトは以下の通り。
- ユーリードシステムズ(株)製
- Blu-rayビデオ/DVDオーサリングソフト『DVD MovieWriter 4.7 BD version』
- HDVムービーの取り込みと編集、Blu-rayビデオの作成に対応したリアルタイムレコーディングソフト『BD DiscRecorder 2.5』
- BD-R/-RE、DVDの記録が可能なデータライティングソフト『Burn Now 3』
- DVD、BD-REの書き換えに対応したパケットライトソフト『Data-Add 2.5』
- インタービデオジャパン(株)製
- Blu-rayビデオを再生する『WinDVD 7 BD』
- DVDビデオを再生する『WinDVD 5 for OEM』
アイ・オー・データによれば、『DVD MovieWriter 4.7 BD version』のBlu-rayビデオオーサリング機能と、『WinDVD 7 BD』の市販のBlu-rayビデオ作品の再生機能は当初利用できず、後日アップデーターで提供されるという。また、『BD DiscRecorder 2.5』は、HDVカムコーダーで撮影したものなど、著作権保護のかかっていないムービーしか扱えない仕様だ。