有限責任中間法人のパソコン3R推進センターは11日、パソコンメーカーによる家庭系使用済みパソコンの平成17年度(2005年度)の回収実績を発表した。
メーカーによる家庭系使用済パソコン回収実績のカテゴリー別構成比推移(%:四半期ごと 平成16年度第3Q~平成17年度第4Q) |
それによると、家庭系使用済みパソコンの回収実績は29万872台で、前年度比で約28%増となった。内訳は、CRTディスプレーが45%(13万1550台)、デスクトップパソコンが38%(11万463台)、ノートパソコンが11%(3万1227台)、液晶ディスプレーが6%(1万76323台)。また、自作パソコンや倒産メーカーのパソコンなどの“メーカー等不存在パソコン”の回収実績は1万44台で、米ゲートウェイ(Gateway)社製パソコンは、メーカーが2005年8月に回収を開始したため、メーカー等不在パソコンから除外されている。
ちなみに、回収を開始してからの2年間の累積回収台数は60万台弱となったという。