米アップルコンピュータ社は5日、Intel MacにおけるMac OS XとWindows XPのデュアルブートを実現するツール『Boot Camp』(ブートキャンプ)のパブリックベータ版を発表した。すべてのインストールが完了すると、再起動時にMac OS XとWindowsのどちらで起動するかを選べるようになる。Boot Campは、アップルのウェブページからダウンロード可能だ。
『Boot Camp』のダウンロードページ |
インストールに対応したWindowsは、Windows XP Home Edition/Pro Edition(SP2以降)。さらに、Mac OS X 10.4.6以上と起動ディスクに10GB以上の空きが必要になる。
Boot Campを使えば、Intel MacにWindows用の第2パーティションを作って、Windowsの動作に必要な各種ドライバーを含むインストールCDを作成できる。
なお、アップルによれば、Boot CampはMac OS X 10.5となる“Leopard”(レパード)に製品版として搭載される予定とのこと。詳しいインストール方法については続報でお伝えする。
お詫びと訂正:初出時“Leopard”の読みがなを“レオパルド”としていましたが、正しくは“レパード”です。訂正してお詫び申し上げます。