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デル、新社長に就任したジム・メリット氏のお披露目記者懇親会を開催

2006年04月05日 15時48分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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デル(株)は5日、東京・日比谷の帝国ホテルにプレス関係者を集め、今月3日付けで同社代表取締役社長に就任したジム・メリット(Jim Merritt)氏のお披露目を兼ねた記者懇親会を開催した。会場には現在役職の引き継ぎを進めているという前任の浜田 宏氏(同社の非常勤顧問に就任)も出席し、9年間に渡るデルでの活動を振り返った。

浜田 宏氏
今後は非常勤顧問として、引き続きデルを支えていくという浜田 宏氏

最初に挨拶に立った浜田氏は、「1995年にデルに入社したが、その2年前からコンサルティング業務としてデルに関わっており、11年間デルの日本法人に勤めてきた。その間に、売り方/直販専門/サポート体制など、今ではパソコンメーカーの多くが当たり前のように採用する手法を初めて行ない、その不安と興奮、成功したときの熱狂を味わってきた」とデルにおける活動を振り返った。さらに、後任のメリット氏についても、「すばらしいリーダーが跡を継ぐ。今まで以上にすばらしいコンピューティングライフを提供し続けるだろう」とエールを送った。

ジム・メリット氏
3日に代表取締役社長に就任したジム・メリット氏

メリット氏は米デル(Dell)社のコーポレート・ビジネス・グループ グローバル・セールス担当副社長として、パソコンやワークステーション、サーバー、ストレージなどのハードウェアや関連サービスなどを企業向けに提供してきた。前職は米International Business Machines(IBM)社でセールス、マーケティングなどの管理職を歴任した後、サーバーグループの副社長を務めている。メリット氏は日本法人の代表取締役社長のほか、韓国法人、中国・大連のカスタマー・サポートのオペレーションも兼任するという。

メリット氏は「日本という市場はデルの中でも重要な位置にあり、世界で3番目の大きな市場になっている。投資額も大きく、オープンでよりよい関係を築いていきたい。浜田氏は過去9年間に渡ってデルに貢献し、日本市場でシェア3位に引き上げたことにも大きく貢献してくれた。私自身は、1999年からデルに勤めて7年間、グローバルセールスに従事した。日本のマーケットの成長、収益、顧客満足度の向上に貢献し、特に重要なエンタープライズ、サーバー、ストレージなどの分野での高い成長に期待している」と抱負を述べた。

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